倉科カナ(写真:Pasya/アフロ)

■唐突に「角が好き」と写真をブログにアップ

 倉科の個性的な趣味嗜好は自身のブログからも読み取ることができる。

「倉科さんは以前に比べて、ブログの更新頻度があがり、ファンがプライベートやオフショットを目にする機会も増えてきました。マネージャーさんがよく写真を撮ってくれるので、ブログ用のカットがたくさんあるそうです。先日は、唐突に『なにより角が好き。笑。』(原文ママ)という文章とともに、部屋の角にたたずむ写真が数枚アップされたこともありました(11月11日付)。ブログには愛の雪(せつ)もよく登場します。雪は動物病院にまとめて捨てられた子猫のうちの1匹で、保護猫。まだ離乳前でトイレも自分でできない子だったとペット情報サイトで語っていました。実家は、かつてブリーダーをやっていて、いつも10匹以上の犬に囲まれて育ち、毎日朝晩、犬たちの散歩をしていたそうです。子どものころの夢は動物看護師になることだったというのも納得ですよね」(前出の編集者)
 

倉科カナ(写真:Pasya/アフロ)

 芸能リポーターの川内天子氏は、倉科の魅力をこう分析する。

「ロケでもらった釜揚げシラスをバッグの中に入れたのを忘れて1年も放置していたエピソードが有名ですが、そんな天然ボケな部分は男ウケしますよね。加えて料理の腕も完璧。おせち料理を毎年、手作りするとか、ブログを見てもアジの南蛮漬けやナスの煮浸しなど和食から、ラザニアまで作ってしまう。男性にとってかなり理想的でしょう。一方で、酒豪としても有名で日本酒や泡盛でひとりで家飲みすることもあるとか。さらに雨が降っても傘をささないなど、男っぽいところもある。彼女は巨乳なことで有名ですが、男性的な部分と、女性的な部分を併せもった存在で、まさに“男殺し”です」

 2019年はドラマ「トクサツガガガ」(NHK)、舞台「チャイメリカ」と注目作への出演が続く。ときに「あざとい」とまで言われてしまう奥深い彼女の魅力から、ますます目が離せない年となりそうだ。(ライター・高梨歩)

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高梨歩

高梨歩

女性ファッション誌の編集者など経てフリーライターに。芸能やファッション、海外セレブ、育児関連まで、幅広いジャンルを手掛ける。活動歴は約20年。相撲フリークの一面も。

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