「9月に報道された女性は本命ではありません。実は、本命は別にいます」。

 そう断言したのは岡村に極めて近い筋の関係者。これまで、その人物に岡村の恋愛事情をたびたび尋ねてきたが、すんなりと彼女の存在を認めたのは初めてのことだった。この会話は電話を介してしていたが、あまりにも予想外の話に、電話の音量を上げてから先述のように「え、今、何とおっしゃいました?」と聞き直したほど、意表を突かれた。

「2年前は、仲良くしている人がいたんですけどね」といった具合に、岡村に彼女がいたという話を破局後に耳にすることは正直あった。しかし、現在進行形で極めて有力な交際情報を得るということはレア中のレアケースだ。

 さらに、核心に迫るため、周囲に話を聞いてみたが、そこでも気になる“変化”があった。ことあるごとに、僕が岡村の話をサラッと尋ねているのが岡村と同期のお笑いコンビ「へびいちご」の高橋智。

 芸人仲間ならば誰もが知る、岡村の無二の親友で、岡村自身も「もし、高橋におっぱいがあったら、すぐにでも結婚するのに!」と笑いをまぶしながらも、仲の良さを公言している存在だ。

 僕も高橋とは公私ともに付き合いがあるので、その関係性の中で、オフレコも含めていろいろな話を聞いてきた。

 岡村の東京の自宅の細かい変化や、車の購入情報など具体的な話も聞いてきたが、今回の熱愛報道後は「これまで中西さんにしゃべっていたのに、いきなりしゃべらなくなっても不自然なんですけど。今はなんとも、僕の口からは…」と急に口が重くなった。

 その中でも、ポツリポツリと出てきた話が「岡村が大阪の住みやすい場所を探っている」「年末だからか?断捨離をしている」「来年は岡村が動く一年になる」といったものだった。

「本命がいる」という情報。そして、意味深長にも聞こえる高橋の話。もちろん、こういった情報だけで結婚という結論を導き出すのは早計だが、岡村の周りを20年取材してきた人間として「これは何かが動いている」と強く確信する。2019年は岡村にとって、大きな意味を持つ年になりそうだ。(芸能記者・中西正男)

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中西正男

中西正男

芸能記者。1974年、大阪府生まれ。立命館大学卒業後、デイリースポーツに入社。芸能担当として、故桂米朝さんのインタビューなどお笑いを中心に取材にあたる。取材を通じて若手からベテランまで広く芸人との付き合いがある。2012年に同社を退社し、井上公造氏の事務所「KOZOクリエイターズ」に所属。「上沼・高田のクギズケ!」「す・またん!」(読売テレビ)、「キャッチ!」(中京テレビ)、「旬感LIVE とれたてっ!」(関西テレビ)、「松井愛のすこ~し愛して♡」(MBSラジオ)、「ウラのウラまで浦川です」(ABCラジオ)などに出演中。著書に「なぜ、この芸人は売れ続けるのか?」。

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