2019年は岡村隆史にとって勝負の年になる? (c)朝日新聞社
2019年は岡村隆史にとって勝負の年になる? (c)朝日新聞社
中西正男(なかにし・まさお)/芸能記者。1974年、大阪府生まれ。立命館大学卒業後、デイリースポーツに入社。芸能担当として、故桂米朝さんのインタビューなどお笑いを中心に取材にあたる。取材を通じて若手からベテランまで広く芸人との付き合いがある。2012年に同社を退社し、井上公造氏の事務所「KOZOクリエイターズ」に所属。「おはよう朝日です」(ABCテレビ)、「バイキング」(フジテレビ)などに出演中
中西正男(なかにし・まさお)/芸能記者。1974年、大阪府生まれ。立命館大学卒業後、デイリースポーツに入社。芸能担当として、故桂米朝さんのインタビューなどお笑いを中心に取材にあたる。取材を通じて若手からベテランまで広く芸人との付き合いがある。2012年に同社を退社し、井上公造氏の事務所「KOZOクリエイターズ」に所属。「おはよう朝日です」(ABCテレビ)、「バイキング」(フジテレビ)などに出演中

 12月も後半に入り、この時期になると、スポーツ紙の芸能記者はいつも以上に過酷な日々を送ることになる。というのは、1月1日付紙面に入れるスクープを集める作業が詰めの段階に入るからだ。

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 僕も6年前まで約14年、デイリースポーツに芸能担当記者として勤務してきたが、元日付紙面には各紙とも自社の取材力の高さを年頭に見せる意味もあり、大きなスクープを入れるのが通例となっている。

 そんな中、動向が注目されるのが大物独身芸能人の恋の行方。中でも、長年注目されてきた一人がお笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史だ。

 僕もこれまで20年、芸能の取材、とりわけ関西の演芸を中心に取材をしてきたが、岡村の恋に関しては分厚いベールがかかっていることを痛感してきた。

 というのは、岡村自身が極めて内向的というか、多くの後輩芸人を引き連れて飲み歩くというようなことをしないタイプの芸人だからだ。いつも決まった友人とだけ食事に行き、派手な交流もしない。となると、必然的に岡村のプライベートを深く知る人間の絶対数が少ないままとなり、話も外に漏れ伝わってこない。

 また、類は友を呼ぶとでもいうべきか、岡村がかわいがっている後輩芸人もまた非常におとなしく、内向的な性格の人が多い。幾重にも、情報の広がりがものすごく鈍い状況となり、結果、ベールが分厚くなっていくという構図だ。

 そんな中、先日、思わず「え、今、なんとおっしゃいました?」と聞き直してしまうような話を聞いた。

 9月に「女性セブン」で岡村の自宅に女性が泊まったとの報道があったが、その後、どうなっているのか。そのあたりの話を求めて、この時期になると、問い合わせというか、情報交換というか「中西さん、何か耳に入ってないですかね?」という連絡も各所からよせられる。

 報道が出た当時、昔から付き合いの深い吉本興業関係者に尋ねると、「本当に正味の話、今回の方はお付き合いをしている方ではないんです。友人関係ではあるようですが、交際ということにはなっていません」との話を聞いていた。

 ただ、改めて取材をしてみて、聞いたのが驚きの話だった。

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中西正男

中西正男

芸能記者。1974年、大阪府生まれ。立命館大学卒業後、デイリースポーツに入社。芸能担当として、故桂米朝さんのインタビューなどお笑いを中心に取材にあたる。取材を通じて若手からベテランまで広く芸人との付き合いがある。2012年に同社を退社し、井上公造氏の事務所「KOZOクリエイターズ」に所属。「上沼・高田のクギズケ!」「す・またん!」(読売テレビ)、「キャッチ!」(中京テレビ)、「旬感LIVE とれたてっ!」(関西テレビ)、「松井愛のすこ~し愛して♡」(MBSラジオ)、「ウラのウラまで浦川です」(ABCラジオ)などに出演中。著書に「なぜ、この芸人は売れ続けるのか?」。

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