米国でも高校生投手の“酷使”が問題に…近年のデータで浮上する「恐るべき事実」【杉山貴宏】 (4/4) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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米国でも高校生投手の“酷使”が問題に…近年のデータで浮上する「恐るべき事実」【杉山貴宏】

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ホワイトソックスの右腕マイケル・コペック(写真:getty Images)

ホワイトソックスの右腕マイケル・コペック(写真:getty Images)

 日本では過度な投球数と過密日程による酷使。アメリカでは球速を追い求めるあまりの未成熟な肉体への負担。理由は違えども、高校時代に無理をしたことでその後の野球人生に大きな影響を被る例は残念ながら少なくない。間違いなく才能を秘めた若い投手たちが故障で開花することなく消えることなど、野球関係者やファンの誰一人として望んではいないはずなのにだ。

 一朝一夕で解決する問題ではないのは百も承知だが、このまま漫然と現状を放置していいということにはならない。とはいえ野球少年たちが抱く甲子園にかける想いや、プロ入りを目指す情熱を鑑みると、彼らに自制を求めるのは非現実的だろう。やはり指導者やスカウト、そして野球ファンをも含めた大人たちの啓蒙、意識改革こそが重要なのではないかと思えてならない。(文・杉山貴宏)


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