ロッテ・ボルシンガーが“孤軍奮闘”も…他はパッとせず<パ・リーグ外国人選手査定> (2/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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ロッテ・ボルシンガーが“孤軍奮闘”も…他はパッとせず<パ・リーグ外国人選手査定>

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西尾典文dot.

6月の月間MVPを受賞したロッテのボルシンガー(左)。右は角中 (c)朝日新聞社

6月の月間MVPを受賞したロッテのボルシンガー(左)。右は角中 (c)朝日新聞社

【日本ハム】

2018年外国人選手活躍度:B

来季の外国人選手展望:B

・外国人投手合計成績

87試合17勝17敗12セーブ20ホールド

・外国人野手合計成績

209試合168安打40本塁打108打点

・外国人選手MVP:マルティネス

25試合10勝11敗0セーブ0ホールド 防御率3.51

 マルティネスが二桁勝利、トンキンが12セーブ、20ホールドと新外国人が活躍を見せ、投手陣を支える存在となった。特にマルティネスは10勝11敗と負け越したものの、25試合の先発で17試合がクオリティースタート(6回以上を投げて自責点3以下)とその安定感が目立った。野手も新外国人のアルシアは故障もあって14本塁打、43打点に終わったものの、レアードが4年連続で26本塁打を放つなどそれなりの結果を残した。ただ、マルティネスとレアードは残留交渉がまとまらずに退団が濃厚。現時点で残留と見られているのは2年契約のトンキンと今年3勝に終わったロドリゲスの二人というのは非常に心もとない。台湾で2年連続打率4割をマークした王柏融との交渉権を獲得したのはプラス要因だが、仮に入団が決まったとしてもまだまだ安心とはいえない。他球団の“お古”ではなく、独自で新外国人を見つけてくることにたけた球団ではあるが、楽観視はできない状況と言えるだろう。

【オリックス】

2018年外国人選手活躍度:B

来季の外国人選手展望:B

・外国人投手合計成績

48試合15勝11敗0セーブ0ホールド

・外国人野手合計成績

187試合149安打36本塁打89打点8盗塁

・外国人選手MVP:アルバース

19試合9勝2敗0セーブ0ホールド 防御率3.08

 投手では新外国人のアルバースが9勝、野手では2年目のロメロが25本塁打を放つなど主力としての活躍を見せたが、全体的には可もなく不可もなくという印象だ。長年先発陣を支えてきたディクソンが4勝に終わり、昨年シーズン途中に加入して20本塁打を放ったマレーロが大きく成績を落としたことが大きな誤算。シーズン途中で加入したローチも救世主になることはなかった。ローチ以外の4選手は残留が濃厚で、過去の実績と年齢を考えるとそれなりの成績は期待できる。それに加えて、今年3Aで二冠王に輝いたメネセスを獲得した。ロメロ、マレーロが成績を落としているだけに、同じ右の強打者タイプの獲得は補強ポイントにも合っている。過去にアメリカで実績のある選手を獲得して失敗したケースが多いが、まだ26歳と若さがあるだけにこれからの成長も期待できる。来シーズンも投手、野手ともにそれなりに働く選手は揃えられていると言えるだろう。


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