寝屋川中学男女殺害 山田被告が調べた<凶悪犯が教える死体処理法> 【裁判ルポ】 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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寝屋川中学男女殺害 山田被告が調べた<凶悪犯が教える死体処理法> 【裁判ルポ】

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山田被告

山田被告

山田浩二被告が住んでいるとみられるマンション1階のロビーには、星野凌斗君の行方を捜すチラシが貼られていた (c)朝日新聞社

山田浩二被告が住んでいるとみられるマンション1階のロビーには、星野凌斗君の行方を捜すチラシが貼られていた (c)朝日新聞社

 2015年8月に大阪府寝屋川市の中学1年の男女2人を殺害した山田浩二被告(48)の裁判員裁判が14日、大阪地裁であった。山田被告は被告人質問で初めて2人が亡くなった経緯を詳細に語ったが、殺意は否定した。

【写真】山田被告が住んでいるとみられたマンション1階のロビー貼られた凌斗君の行方を捜すチラシ

 午前10時に開廷された時、裁判長が山田被告にこう告げた。

「山田さん証言台の前に座ってもらうんだけど、山田さん、この前のようなことはしてはダメですよ」

 初公判の時、罪状認否で山田被告が土下座して号泣し、遺族にわびたことに注意を促した。不規則な行動、発言を封じるためか、証言台の前に座った山田被告の周囲には5人の刑務官が取り囲む。傍聴席にまで刑務官が配置される異例の法廷となった。

 この事件は、2人の遺体からも明確な死因が確認できず、当事者は2人の被害者と山田被告のみという物証が乏しい事件だ。

 山田被告によると、事件当日の15年8月13日未明、京阪電鉄寝屋川市駅の商店街付近で、事件で亡くなった平田奈津美さん(当時13)と星野凌斗(りょうと)さん(同12)を見かけ、スマートフォンで写真をとるなどして声をかけたと説明。「家に送ったろか」と話しかけ、「話の流れ」で2人が車に乗ったと証言した。

「家出なのか、外は雨だったし、ちょっと家まで送ってあげてもいいなという思いで声をかけた」

「写真はアニメ好きとか、共通の趣味がある友達にこんな女の子がいると後でネタにするために撮った。女好きなところがあって」

 と山田被告は証言した。

 山田被告によると、車に乗り込んだ2人は、京都に連れて行ってとせがんだという。だが、山田被告はその日、別の用件があり、難しいと断った。

 それでもせがむので、用件が終わってからならと合意したという。

 主に会話は平田さんと交わしたそうだ。

 その日の山田被告の用件とは、大阪刑務所での知人の面会だった。だが、移動中に星野さんの容態がおかしくなったと主張。


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