ヤラセ否定の日テレ「イッテQ」に残る2つの疑惑を直撃 過去には番組打ち切りも (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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ヤラセ否定の日テレ「イッテQ」に残る2つの疑惑を直撃 過去には番組打ち切りも

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西岡千史dot.

ヤラセ疑惑が持ち上がった人気コーナーに出演している宮川大輔 (c)朝日新聞社

ヤラセ疑惑が持ち上がった人気コーナーに出演している宮川大輔 (c)朝日新聞社

日本テレビ本社

日本テレビ本社

 日本テレビの日曜夜の看板番組「世界の果てまでイッテQ!」に、ヤラセ疑惑が持ち上がっている。疑惑を報じた週刊文春によると、芸人の宮川大輔が世界中の祭りに参加する同番組の人気コーナー「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」で、5月に放送された「橋祭り in ラオス」が実在しない祭りだったという。

【写真】疑惑の渦中にある日本テレビ

 この祭りは、池の上に設けられた水上の狭い橋を、障害物の動く球を避けながら自転車で渡るもの。記事では、祭りに協力した人物から<「自転車アクティビティの実施は日本側が提案し、タイの人間が手伝って実現しました」>との証言を紹介したほか、競技で上位入賞した少年たちが、賞金を受け取っていたことも報じた。

 報道を受けて、日本テレビは8日午後に文書を発表。<今回の企画は、現地からの提案を受けて成立したもので、番組サイドで企画したり、セットなどを設置した事実もなく、また、番組から参加者に賞金を渡した事実もございません>との見解を明らかにした。

 だが、日テレの見解が発表された後も、解明されていない謎が2つ残されている。

 一つは、日テレが否定している賞金だ。週刊文春は、賞金を受け取った少年たちから証言を得ている。日テレは、「番組から」は賞金を払っていないというが、コーディネーターや現地の協力者が払った可能性には触れていない。もう一つは、この祭りがラオスで実在するかについてだ。日テレの文書では<水の上の一本橋を自転車で渡る催しは、東南アジアのテレビ局でも取り上げられるなど各地で人気となっている>と説明している。

 2つの謎についてAERA dot.が日テレ広報部にたずねたところ、こう回答した。

「コーディネーターに(賞金にあたるようなお金を日テレから)払ったことはありません」

 一方、コーディネーターが現地の少年たちに賞金を払ったかについては「わからない」という。

 同じような祭りが過去にどこで開催されていたかについては、

「コーディネート会社からは、ラオスで行われているという説明があって、それを受けて現地に参加しました」(同)


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