坂本美雨が共感した吉本ばななの深い言葉「救いの手はふいにやってくる」

坂本美雨さんのOFFICIAL blog:のらネコよ、ちょっとお寄りよ http://ameblo.jp/miu-sakamoto/
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【イベント情報】
2018年11月30日 LIVE CONCERT「横顔」
会場:モーションブルー横浜
1人のピアニストと3人のボーカリスト達が奏でる豪華なステージ
出演:林正樹(ピアノ)&坂本美雨、太田美帆、武田カオリ
詳細 http://www.motionblue.co.jp/artists/yokogao/
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坂本美雨さんのOFFICIAL blog:のらネコ...

 いじめ、不倫、お金、ママ友、闘病中の友だち、子どもの友人問題、職場とプライベート……。10代から60代になっても続く友だち関係の悩みに、一体どう対処すればいい? 作家の吉本ばななが、「私ならこう対処します」と示した友だちの悩みに関する36の具体的な処方箋『吉本ばななが友だちの悩みについてこたえる』(朝日新聞出版)。発売を記念して、吉本さんの大ファンだというミュージシャンの坂本美雨さんが、「友だち」について寄稿してくれた。

*  *  *
 友だちは、いつもそばにいるわけではない。なにも知らないのに大好きになってしまう人もいる。その人と遠く離れてくらしても、頻繁に連絡をとりあわなくても、必要な時にはすんなり会える巡り合わせになっていたり。逆に、とてもいい人なのに魂の底からは好きになれずに、一緒に過ごしたあとは心の片隅がちょっと疲れている、そんな人もたまにいる。人とのつながりは揺らいでいるもので、その時一番親しくしている人が助けてくれるというわけでもない。

 ばななさんが、「救いの手は天のタイミングでどこからやってくるかわからない、特定の誰かではなく大きな『友だち』という枠の中からふいにやってくる」と書いていらしたことに大きく共感した。手を差し伸べてくれる人が直接的な友だちというわけでもない場合もある。

 先日、珍しく深く傷ついたことがあった。

 私はどんなことでも、その周りにあるいろんな事情を考えてしまうので、ある一つの出来事だけで怒ったりはしないし、その人が悪い!と一方的に思うことはほとんどない。ただ、残念に思うだけ。

 その時もやはり、「分からなくはない、むしろ私のことを思ってくれた上のことだったかもしれないな」と頭では整理したけれど、気持ちはまだ宙ぶらりんだった。その次の日は、最近近くにいてくれている友だちと仕事の現場で会う予定になっていた。

 その場所に彼は、彼の友だちを連れてきてくれた。スピリチュアルな力のある人だった。私にそういうことがあったからわざわざということではなくて、前から連れていくねと言われていた。初対面だったけれど、その友だちを通じて話を聞いていた方だったので「あぁ、やっと会えましたね」という感じで。

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しばらくして肩や胸のあたりを指して…

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