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橋下徹「ツイッターは『正しい炎上』を目指せ」

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政治状況について語る橋下徹氏 (c)朝日新聞社

政治状況について語る橋下徹氏 (c)朝日新聞社

 幸いにもフォロワーが増え、政治家時代にも100万人を超える数になっていた。そしてフォロワーの数だけでなく、リツイートによって拡散される威力も大きい。

 政治家にとって、大手メディアを通じることなく個人としてメッセージ・情報を発信する手段を持つというのは、非常に大切だ。

ただ、このフォロワー数というのも、黙って増えていくのは超有名タレントだけだ。僕も含め政治家では、トランプ大統領クラスにならない限り、普通にやっていてはフォロワー数は増えない。

 フォロワー数を増やすにはどうすべきか? 炎上させるしかない。ただここは難しい。炎上が悪い方に行ってしまうことも多いからだ。

 炎上させることで注目を受け、面白そうだなと思わせてフォロワーになってもらう。言うのは簡単だがやるのは難しい。

 まず、賛否両論が激しい炎上でなければならない。批判が圧倒的に多い炎上は失敗だ。一見、激しい批判を受けるような意見だが、しかし、よく考えてみると賛同できる意見。世の中の人がなかなか言えないけれど、誰かが言ってくれれば賛同できる意見。常にニュースなどに目を凝らし、誰かが言う前に言わなければならない。この炎上戦術は失敗したらダメージは大きいが、しかしこれをやらないとフォロワー数は劇的には増えない。

 炎上で仮に激しい批判を受けることになっても、一般の人を攻撃しなければいずれ収束する。税金で飯を食い、権力というものを持ち得る政治家は、一般の人を絶対に攻撃してはいけない。また誰であってもロジカルに激しく論戦するのはいいが、汚い言葉を使ったり人格攻撃をしたりなどは絶対にやってはいけない。

 僕もツイッターでは相手を激しく罵ることはあるが、それは相手が政治家などの公人やメディア、そしてメディアに出演して影響力が大きい言論人に限ってだし、それも僕に対して先に人格攻撃などをやってきた場合だけだ。激しく反撃するが、自分から先制攻撃をすることはない。


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