馬場ふみか (c)朝日新聞社
馬場ふみか (c)朝日新聞社

グラビアで男性に圧倒的人気を誇る3人

 人気作の続編や視聴率女王・米倉涼子(43)の新作で早くも話題満載の10月クールのドラマ。加えてNHKの朝の連続ドラマも新作がスタートし、すでに「何を見たらいいかわからない」というドラマファンからのうれしい悲鳴も聞こえてくる。

 そんな中、ひそかに注目を受けている作品がある。「深夜のダメ恋図鑑」(テレビ朝日、朝日放送)だ。今年から23時台のドラマ枠として新設された「ドラマL」シリーズの新作で、全国のネット局でも放送されている。

「『ドラマL』は、前クールの『幸色のワンルーム』が児童虐待を想起させるとして放送開始前に全国ネット放送にならず、ミソがついてしまいましたが、結果的に作品自体の評判の声が多かった。懸念していたような批判も、放送開始後はほとんどなかったそうです。同枠では声優モノやマンガ好きにファンが多い作品など、一定のファン層がついているジャンルを上手に発掘して、丁寧に作りあげている印象ですね。本作はもともと、小学館でコミック化されている人気漫画作品が原作。原作では、違ったタイプの3人の女性が、関わってきたダメ男たちについて、バッサリぶった切っていくストーリーです」(エンタメ誌の編集者)

 そんな本作でメインキャストとして起用されているのが、“モグラ”として活躍してきた佐野ひなこ(23)、馬場ふみか(23)、久松郁実(22)だ。3人ともファッションモデルとして活動しながら漫画雑誌などでグラビアイドルとしても活動し、特に豊満なバストで男性ファンを虜にしてきた。

「この3人はグラビア界ではひきもきらずの人気ぶりです。グラビアに出たことでいっせいに知名度があがりました。そして、残念ながらそんな人気をよそに、このところはほとんど水着グラビアでの露出は抑え気味です。佐野が7月に写真集を出版し、久松さんは10月にセカンド写真集が出ますが、写真集やカレンダー発売のタイミングで少し露出があるくらいですよね」(週刊漫画誌のグラビア担当編集者)

 モデルやグラビアタレントとしての人気は十分あるようだが、彼女たちの演技の評価はどうだろうか?

「久松はまだ出演本数も少なく、未知数です。佐野ひなこは脇役での出演が多いのですが、15年に放送された『デスノート』(日本テレビ系)をはじめ、重要な役どころを任されていますが、演技を巡って批判されたこともあります。ただ、『地味にスゴイ!DX 校閲ガール・河野悦子』や『奥様は、取り扱い注意』(ともに2017年/日本テレビ系)などで悪女役を演じると意外とハマっていましたね。ドラマ出演を続けて、自分の見せ方がわかってきたんだと思います。そういう意味では今回もはまり役なんじゃないでしょうか」(民放ドラマプロデューサー)

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「コード・ブルー」での看護師役がハマった