【セ・リーグ打者部門】


ソト(DeNA)

 猛チャージだ。来日1年目助っ人のソト(DeNA)が8日時点で9月、10月の25試合に出場して、打率.360、12本塁打、27打点の大暴れを見せている。

 とにかく止まらなかった。プエルトリコ出身。入団当初は外国人5番手以下の扱いで、開幕1軍入りもすぐに2軍落ちして1軍再昇格は5月6日。6月にも1度抹消されており、6月下旬にようやくレギュラーに定着した。だが、ここからがすごかった。7月に9本塁打、8月には11本塁打と調子を上げると、迎えた9月は17日の阪神戦(横浜)、24日の広島戦(マツダ)、27日の阪神戦(甲子園)と1試合2発を3度記録して月間10本塁打。その勢いを10月も続け、1日の阪神戦(甲子園)、6日の阪神戦(甲子園)、7日の広島戦(マツダ)と3本のアーチを放ってシーズン40本塁打到達。同時に本塁打王争いでもトップに躍り出た。

 7日終了時点で105試合に出場して407打数126安打の打率.310で94打点、そして40本塁打を放ち、CS争いの中で存在を猛アピールした。打率ではアルモンテ(中日)や坂本勇人巨人)も好成績をマークしているが、インパクトでは間違いなくソトが上だろう。