桐谷美玲 (c)朝日新聞社
桐谷美玲 (c)朝日新聞社

■ラグビー部マネージャー時代に100人部の食事作り

 女優の桐谷美玲(28)が9月末で日本テレビ系「NEWS ZERO」を卒業した。火曜日のキャスターを6年半にわたり務めてきたが、最後となる放送で「毎週のように取材現場に行って、本当に素晴らしい刺激を受けましたし、たくさんのことを教えていただきました。私にとっては本当に財産だと思っています」と笑顔で挨拶した。

 長きにわたり、同番組のキャスターを務めてきた桐谷だけに、SNS上では「寂しくなるなぁ」「かわいいし、寝る前の癒やし的存在だった」と、卒業を惜しむ声も多かった。何より、キャスターと並行してドラマ「好きな人がいること」(2016年、フジテレビ系)や映画「ヒロイン失格」(2015年公開)など、数々の作品で主演を務めており、女優業との両立には苦労しただろう。桐谷の「真面目で頑張り屋」な性格ついて、スポーツ紙の芸能担当はこう話す。

「以前、バラエティー番組で自身の仕事ぶりを話してたことがありますが、女優なのに『ZERO』の会議にまで出席していたそうです。ドラマの撮影がある日などは、朝の5時から15時まで撮影をし、16時から『ZERO』の全体会議に出席。23時から生放送で、また早朝から撮影というスケジュール。ちなみに、自ら企画を提案し、採用されたこともあるそうです」

 かなりのハードスケジュールで働いていた桐谷。しかも、女優とキャスターという全くジャンルの違う仕事なので、切り替えも大変だったと思うが、仕事以外のエピソードからも頑張り屋ぶりがうかがえるのだ。

 例えば、通っていたフェリス女学院大学を7年かけて2015年に卒業。自身のブログで卒業を報告した際には「入学したからにはどうしても卒業したかったんだ。もう最後は意地です」「大量のレポートにもへこたれない体力がついた」と綴っており、忙しい中、学業も頑張っていたようだ。また、高校時代はラグビー部のマネージャーで、バレンタインには他のマネージャーと分担して徹夜で部員全員分、約40個のお菓子を手作りしたり、合宿で100人前の食事を保護者と作っていたという。

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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