■北川景子にも世間のイメージにまつわる悩みが……

 加えて、「見た目で悩んでいた人気女優も……」とスポーツ紙記者が言う。

北川景子(32)です。凛とした顔立ちの北川ですが、周りから怖く見られて困るとバラエティー番組で告白していました。ただ真顔で座っているだけなのに、『怒ってる?』と聞かれることもあるそうです。さらに、もともと人見知りの上、人に近寄ってもらえないので友達ができにくいのも悩みだとか。華やかに見える人気女優ですが、イメージが独り歩きして誤解されることも。むしろ、一般人より多くの悩みを抱えているかもしれません」

 彼女たちも一人の人間。生きている限り、悩みは尽きないようだ。見てきた例ではデビュー時のイメージが独り歩きして悩むことが多いようだが、これは人気女優の宿命なのかもしれない。芸能リポーターの川内天子氏は言う。

「視聴者はデビュー作や代表作に強烈なイメージを持っているので、その印象がついてしまったらなかなかそのキャラクターから脱却できない。それが若ければ若いほど、そこから抜け出しづいらいのです。例えば安達祐実(37)の場合、最近になってようやく『家なき子』のイメージから脱却できましたが、あの子役時代から何十年経っても視聴者からあのイメージを持たれていた。これは女優としてはある種、仕方のないことで同じキャラでずっとやっていくか、ブランクを空けてガラッと変わったイメージの役柄に挑戦するしかないのです」

 人気女優は一般人には想像もつかない悩みを抱えているようだ。(ライター・丸山ひろし)

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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