全然です。無念な気持ちはありますが、後悔と言うよりこの先弟子たちがすくすくと育って今まで以上に活躍してくれる地位を極めてほしいという心配が大きいですね。
――心配しながら相撲に関わると
精神的に支えていきたいなと思います。相撲の技なり、心の持ちようなり、戦う姿勢なり、常日頃連絡を取りながらやっていきたいと。
――千賀ノ浦親方も承諾されているのでしょうか。
はい。まだそこまでは、師匠になられていますけれど、私と一緒に部屋を長い期間やってきていますので、阿吽の呼吸で親方にもお願いして、いきたいなと思っています。
(構成/AERA dot.編集部.福井しほ)
※後編に続く
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