吉岡里帆、浅利陽介、松山ケンイチ…人気役者はなぜ落語にハマる? (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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吉岡里帆、浅利陽介、松山ケンイチ…人気役者はなぜ落語にハマる?

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丸山ひろしdot.
吉岡里帆 (c)朝日新聞社

吉岡里帆 (c)朝日新聞社

■高校時代に落研に所属していた「アノ人気女優」

 一方、落語好きの人気俳優といえば松山ケンイチ(33)も有名だろう。主演映画「の・ようなもの のようなもの」(2016年公開)で落語家を演じ、「落語が大好きになりました」と、同映画のイベントで明かしたこともある。また、落語を聞くようになって、自分が演じる役柄に対し「落語に出てくるキャラクターみたい」と感じることもあるようだ。また、俳優の浅利陽介(31)は昨年8月、自身の公式ブログで「30歳になるので、趣味で新たに落語を始めてみようと思います」と宣言。テレビ番組で俳句に挑戦した際には、江戸の言葉は少し自信があると語っていた。

 落語には聞くだけでなく、浅利のように自らやりたくなるような魅力があるのだろう。さらに、女優の藤原紀香(47)は高校時代に落語研究会に所属し、「親和亭かつお」という芸名まで持っていたことは有名だ。

 芸能リポーターの川内天子氏は、俳優や女優が落語に親しむメリットについてこう分析する。

「落語は演者の身ぶりと手ぶりと声だけで物語が進むので、聞き手の想像力が養われるのだと思います。加えて、落語は1人で何役もやるわけですから、間のとり方や身のこなし、声の調子の変え方も大いに参考になる。役者は台本や演出家の指示から、自分が演じる役柄がどのような人物か読み取ることが大切で、演技に取り組むときに想像力は必要不可欠なので、まさに落語はうってつけの趣味だと思います。俳優や女優だけでなく、お笑い芸人やMCタレントも落語を参考にしている人は多いです」

 落語から真摯に演技を学ぼうとする人気役者たちだが、人気俳優や女優が落語好きをアピールすることで、日本の伝統芸能として「敷居が高い」と思われがちな落語にも新たなファンが増えるのかもしれない。(ライター・丸山ひろし)


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