山崎賢人 (c)朝日新聞社
山崎賢人 (c)朝日新聞社

■地球が破滅したらイナゴを食べる!?

 俳優の山崎賢人(23)が主演を務める連続ドラマ「グッド・ドクター」(フジテレビ系)の第5話が8月9日に放送され、平均視聴率12.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録。第3話の11.6%を上回り、自己最高を更新した。

 初回から5週連続で視聴率2桁をキープし、好調が続いている同作。小児外科医の世界を舞台に、山崎演じる自閉症でコミュニケーション能力にハンディキャップを持ちつつも、驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群の青年研修医が、子どもたちとともに成長していくヒューマンドラマ。SNS上の声を見ると、「山崎賢人くんのピュアな言葉が刺さって号泣する」「いとおしすぎて母性本能がくすぐられる」など山崎の演技に引き込まれている視聴者も多い。そんな純粋さや少年っぽさが滲み出た山崎の熱演も好調の要因の一つと思われるが、山崎自身も、そんな母性本能をくすぐるような一面があるという。

「まず、甘え上手なところですね。例えば、山崎と仲が良い菅田将暉(25)がバラエティー番組で明かしていましたが、菅田のほうが2歳年上なのに『もう将暉でいいよね?』と、山崎から呼び捨て宣言されたとか。しかも、山崎が菅田の家に泊まった際、菅田の服を着て帰るので、山崎の服が溜まっているとも漏らしていました。また、別の番組では甘いカレーと辛いカレー両方食べたいという山崎の要求に、菅田はフライパン2つを使って両方作ってあげたと言っていましたね。ちなみに菅田がカレー作っている間、山崎は寝ていたそうです(笑)」(女性誌の編集者)

 まるで母親のように山崎の世話を焼いていた菅田。山崎を前にすると、思わずかまってあげたくなるのかもしれない。ある意味、愛されキャラとも言えるが、好感を覚えるような天然エピソードも豊富だ。

 天気予報に挑戦した際、「西日本、東日本」と説明しなければならないところで「西日本、左日本」と言ってしまった。また、映画のイベントで「もしも明日、地球が破滅するとしら今日何をするか?」と尋ねられ、「イナゴを食べる」と返答したこともあった。さらに、2015年11月に行われた「orange -オレンジ-」の完成披露試写会では、共演者たちがプールに落ちるシーン練習をしていたところ、全く関係のない山崎もプールに落ちたというエピソードを披露するなど、どこか放っておけない魅力があるのだ。

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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広瀬すずが認めた母性本能をくすぐる能力