日大の田中理事長にクーデター勃発 元副総長らが暴露「会見を求めたら『俺は悪くない』」 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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日大の田中理事長にクーデター勃発 元副総長らが暴露「会見を求めたら『俺は悪くない』」

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西岡千史、福井しほdot.#日大

会見に参加した元副総長ら4人(撮影/西岡千史)

会見に参加した元副総長ら4人(撮影/西岡千史)

田中理事長らに出された役職辞任要求書(撮影/福井しほ)

田中理事長らに出された役職辞任要求書(撮影/福井しほ)

田中理事長 (c)朝日新聞社

田中理事長 (c)朝日新聞社

 日大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で3日、日大の元副総長ら4人が文部科学省内で記者会見を開き、田中英寿理事長(71)を含む理事32人全員に対して辞任を要求した。理事の各自宅に、会見に出席した牧野富夫元副総長ら5人の連名で「役職辞任要求書」を郵送。到着後10日以内に、学部長職を除くすべての大学での役職を辞めるよう求めている。

【写真】田中理事長らに出された役職辞任要求書

 田中理事長だけではなく理事全員の辞任を求めたことについて、会見した加藤康栄元法科大学院研究科長はこう主張した。

「今や(日大の)組織自体が疑われている。これから大改革をするには、現執行部に退いてもらうしかない」

 牧野元副総長はこれまで田中理事長に記者会見を開くよう直接、促したことがあると明かした。しかし、当の田中理事長は「俺は何も悪いことはやっていない。だから皆の前で謝る必要はない」とのリアクションだったという。牧野元副総長はその様子をこう語った。

「本気でそういう風に思っている節があるんです。仮にそうであるならば、『俺が正しい、悪いことはない』と会見でお話すればいいんだと返したが、田中理事長は『その必要はない。時が経てば解消する』と言い張った」

 牧野元副総長は今朝(3日)も会見の前に田中理事長に電話をかけたという。しかし、田中理事長が電話に出ることはなかった。

「『我々はこれから会見に出る。だから、その後すぐにあたなたも会見をして、説明責任を果たしてください』と、9時10分ごろに留守番電話に入れておきました」(牧野元副総長)

 沼野輝彦元副総長は会見で田中理事長の威圧感をこう訴えた。

「私は一対一で田中さんと喧嘩したことがありますが、その後は二人でエレベーターに乗るのが怖かった。やはりそれなりの威圧感、無言の脅威なんていうものを彼は持っていますよ。それは彼のある意味の持ち味なのかもしれません」

 一方、田中理事長は同日に日大の公式ホームページで謝罪文を発表。「第三者委員会は、アメリカンフットボール部の前監督とコーチによる反則行為の指示があったことを認定しております。誠に遺憾というだけでは、済まされない行いだったと思います」と釈明した。



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