広瀬すずと広瀬アリス (c)朝日新聞社
広瀬すずと広瀬アリス (c)朝日新聞社

■ほぼ全業種のCMに出る広瀬すず

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 相変わらずのテレビドラマに映画、CMと引っ張りだこの広瀬すず(20)。最近では新しいCMに出演が決まっただけでニュースになる状態で、まさに飛ぶ鳥落とす勢いだ。直近では、出演する目薬「マイティアCL」の新CMやドラマ「チア☆ダン」(TBS系)へのゲスト出演、映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(8月31日公開)のメイキングカット公開など、毎日話題に事欠かない。さらに、来年4月にはNHK朝ドラ「なつぞら」の主演も控えており、広瀬すずフィーバーはしばらく続きそうだ。

「今年3月に終わった主演ドラマ『anone』(日本テレビ系) の平均視聴率が5~6%台となり、“数字を持っていない”というイメージがついてしまったこともありましたが、結局、その後も変わらずメディアでの露出は続いてますよね。テレビ業界では、今後のドラマ起用については『なつぞら』の数字次第という雰囲気が漂っています」(キー局社員)

 一方、広瀬すずといえば演技力を疑問視する趣旨の芸能記事やネットニュースも少なくない。こうした評判に対し、業界はどう考えているのか?

「率直に言えば、何をやっても広瀬すずに見えるというのが本音です。ただ、日本の視聴者にとっては、そのほうが都合がいいとも言えると思います。その役者の演技がいいかどうかよりは、『その女優・俳優が何をやっているかを見たい』と考える人が多いからです。実際、そういう演者のほうが長く売れ続けている。戦後の映画ブームにおけるスターの時代から変わってないのですが、要するに安定感があるんですよね。広瀬すずは演技もそれなりには上手ですし、何より男性も女性も双方が納得するほどにかわいいので、画面映えもする。まさにスターなんです」(同)

 弱冠20歳で若手スターとなった広瀬だが、CM業界では奪い合いも起きているという。

「やはり企業トップの覚えがよく、社内でキャスティングの権限を持っているおじさん世代でも彼女のことを知っているので、提案にあがりやすい。ただし、ほぼ全業種のCMに出ているので、競合はしやすい。いま新規のCMを断っている状態だという話です」(広告代理店営業社員)

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名演技光るアリス