小田急が通勤ラッシュ改善で1人勝ちした理由 首都圏83路線混雑率ワーストランキング50 (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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小田急が通勤ラッシュ改善で1人勝ちした理由 首都圏83路線混雑率ワーストランキング50

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河嶌太郎dot.
小田急線の混雑率は…(※写真はイメージ)

小田急線の混雑率は…(※写真はイメージ)

首都圏の鉄道混雑状況(2017年度)1位~24位 >>【26位~50位はこちら】

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 連日の酷暑続きの中、電車の中は冷房が効いていて、都会のオアシスのように感じるかもしれない。だが、これが朝の通勤・通学ラッシュとなると話は全く別だ。

 国土交通省は7月17日、2017年度の「混雑率」に関するデータを公表した。これは国交省が毎年出している統計で、各路線の最混雑区間と、その乗車率を公表したものだ。この最新の2017年度のデータの中から、首都圏を走る鉄道・モノレール・新交通システムなど83路線を抽出し、混雑率の高い順に並び替えた。

【最新版! 2017年度首都圏83路線の鉄道混雑率ランキングはこちら】

 トップは、東京メトロ東西線(木場→門前仲町)が199%。2位は総武線各駅停車(錦糸町→両国)で197%。3位は横須賀線(武蔵小杉→西大井)の196%で、この3路線が“3トップ”という形で頭一つ抜きん出た格好だ。

 4位は南武線(武蔵中原→武蔵小杉)の189%。5位が東海道線(川崎→品川)と日暮里舎人ライナー(赤土小学校前→西日暮里)が187%と並んだ。

 参考までに2016年度のデータによると、1位が東京メトロ東西線(木場→門前仲町)の199%、2位が総武線各駅停車(錦糸町→両国)の198%で、この2つの路線の状況は変わっていない。しかし、192%で3位だった小田急小田原線(世田谷代田→下北沢)に劇的な変化があったのだ。2017年度のランキングでは151%まで改善し、41位。実に41ポイントも下がっている。

 一体、何が起きたのか。データを集計した、国交省都市鉄道政策課の担当はこう解説する。

「小田急では2018年3月に複々線による運行を開始しました。結果、3路線(小田原線・多摩線・江ノ島線)全ての混雑率が改善しております。複々線化による影響とみて間違いないと思います」

 実際、世田谷代田~下北沢間を通勤で使っている40代の会社員の証言。

「複々線のおかげで急行などの本数が増え、下北沢での混雑が目に見えて減り、通勤が楽になった」

 劇的に混雑率を改善した路線がある一方、2016年度では4位につけていた横須賀線(武蔵小杉→西大井)の191%が、5ポイント増の196%に上昇し、3位に躍り出た。5位だった南武線(武蔵中原→武蔵小杉)の188%も1ポイント増の189%に悪化しており、武蔵小杉駅周辺のタワーマンション再開発などによる影響が考えられる。この1年の間に、混雑率ワースト上位の顔ぶれに異変が起きていることがうかがえる。



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