AKB48や乃木坂46は「女子アナ養成所」? TV局が争奪戦を繰り広げる理由

黒崎さとしdot.
■キー局だけでなく地方局やフリーでも活躍中

 乃木坂46の斎藤ちはる(21)が、テレビ朝日のアナウンサーに内々定したと週刊誌などが相次いで報じ、話題になっている。同時期に、斎藤は7月16日付で同グループから卒業することが発表されたこともあり、長年支えてきたファンからは喜びと悲しみが半ばする声があがった。

【写真】フリーのキャスターとして活動する元SKE48の柴田阿弥

「斎藤は1期生でそれなりに人気もありながら、控えめな性格もあってかなかなか選抜メンバーに入れなかった。かなり美人で女性からの人気は高かったんですが、アイドルとしては少し華が足りなかった。テレ朝内定の噂は昨年末あたりからファンの間でも話題だったそうですが、タレントを横から支えるアナウンサーはぴったりだと思います」(在京キー局社員)

 斉藤に限らず、このところアイドル活動を経てアナウンサーになるというメンバーが増えている。乃木坂46も結成から8月で早7年。そろそろと卒業生が増えていく中で、次なるステップに進んでいくものも多い。例えば最近だと日テレのアナになった同じく乃木坂46の元メンバー・市來玲奈(22)だ。高校生の頃にグループに参加し1stシングルから選抜入りしていたものの、大学進学と共に卒業を発表。彼女は今年すでに日テレに入社し、6月末にアナウンサーとしての仕事を開始している。

 同じく秋元康プロデュースの先輩であるAKB48グループもまた、“女子アナ養成所”の様相を呈している。現AKB48総監督の横山由依(25)と同期だった中村麻里子(24)は兵庫県の地方局・サンテレビとフリー契約。元NMB48の村上文香(25)はNHK大津支局で契約キャスターになっている。さらにフリーアナウンサーが多数在籍するセントフォースの所属となり、フリーのキャスターとして活動する元SKE48の柴田阿弥(25)などもいる。

 こうした流れの端緒となったのが元ハロープロジェクトの紺野あさ美(31)だろう。中学生からモーニング娘。の5期生として活動していた紺野は、高卒認定から慶応大学に進学し、その後アナウンサーとなった。アイドルからアナウンサーへという路線は当時、アイドルのファンたちから賛否両論を呼び、その後のアナウンサー活動でも常にほかの女子アナとは違った注目を集めた。

「AKB48のメンバーはフリーでの契約が多いので、あくまでもタレント寄りの扱い。しっかり、女子アナになる乃木坂メンバーの系譜はむしろ、紺野のほうにある。ただ十把ひとからげに扱われてしまう現在のアイドルの中で、卒業後のセカンドキャリアをどう積んでいくかを考えるのはなかなか難しい。しかも、テレビ業界に憧れて芸能界に入ってきた子たちが、うまく活動を続けるにはちょうどいいポジションなのかもしれません。もちろんハードルは高いですけどね」(アイドル誌の編集者)


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