小倉優子 (c)朝日新聞社
小倉優子 (c)朝日新聞社

■「こりん星」という“黒歴史”も否定せず

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 2016年に夫の不倫が発覚し別居となり、翌年3月に離婚してシングルマザーとなった小倉優子(34)。不倫騒動の時に見せた対応などから徐々に好感度が上がり、メディアへの露出が活発化してきているという。また、R-1ぐらんぷり2018王者となり、注目を集めている浜田祐太郎(28)に「声が好き」と言われるなど“援護射撃”もあり、タレントとしてのポテンシャルにも評価が高まっているようだ。

「デビューしてから結婚するまでは『不思議ちゃんキャラ』で売っていましたが、年齢が上がったことなどもあって、2009年頃から『こりん星』ネタを封印しました。それ以降は、むしろそれをネタにしたぶっちゃけキャラとなり、『こりん星はなかった』とまで言い放ったことが話題になっていましたよね。バラエティー番組で当時の戦略などを振り返り、有吉弘行(44)などからもイジられていました。また、夫の不倫が引き金となって離婚に至った経緯についても『結婚生活を悪いと思ったことはない』と話し、好感が上がったのです。過去の”黒歴史”を否定せず、潔く正直に答えているところもウケている要因でしょうね」(週刊誌の芸能担当記者)

 事務所関係者の話によれば「テレビ出演や雑誌の表紙などに加えて、イベントのへの出演も増えている」と証言する。特にママタレとして「安産Pre-mo」や「Baby-mo」(ともに主婦の友社)など出産・育児系のムックの表紙を飾ったり、食品宅配のオイシックスとコラボした「KitOisix 小倉優子の手作りバターでチキンカレー」という、子供と一緒に作って食べられる食育キットの開発などにも携わっている。商品のプロデュースをすれば、その分イベント出演も増え、ワイドショーやネットニュースなどでも取り上げられるようになる。視聴者や一般人の目にとまる機会も多くなるというわけだ。

「不思議ちゃんキャラのころから、『あのキャラさえなければ抜群にかわいい』と言われており、実際、グラビアでも長く活躍してきました。結婚してからも写真集やDVDを発売しグラビアは継続していましたからね。その上で、シングルマザーになっても家事や子育てを頑張っている姿も注目される理由だと思います。普通ママタレというと、どこかにセレブ妻といった雰囲気がでており、それが憧れとなる場合が多い。でも、ゆうこりんの場合、等身大で嫌みがなく同世代の女性から共感を得ているようです。医療バラエティー『名医のTHE太鼓判!』(TBS系)でも『おむつ替えなどで、2~3時間に1回は起きる。睡眠時間が平均で5時間』などという発言が話題になりましたが、そういう姿もふくめて、かつてのようなあざとさはない。素直に応援してくれているんでしょうね」(放送作家)

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新しい小倉優子が持つ3つの顔とは