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古賀茂明「新潟県知事選の応援を断っている小泉進次郎氏 安倍総理の命運は?」

連載「政官財の罪と罰」

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著者:古賀茂明(こが・しげあき)/1955年、長崎県生まれ。東京大学法学部卒業後、旧通産省(経済産業省)入省。国家公務員制度改革推進本部審議官、中小企業庁経営支援部長などを経て2011年退官、改革派官僚で「改革はするが戦争はしない」フォーラム4提唱者。元報道ステーションコメンテーター。最新刊『日本中枢の狂謀』(講談社)、『国家の共謀』(角川新書)。「シナプス 古賀茂明サロン」主催

著者:古賀茂明(こが・しげあき)/1955年、長崎県生まれ。東京大学法学部卒業後、旧通産省(経済産業省)入省。国家公務員制度改革推進本部審議官、中小企業庁経営支援部長などを経て2011年退官、改革派官僚で「改革はするが戦争はしない」フォーラム4提唱者。元報道ステーションコメンテーター。最新刊『日本中枢の狂謀』(講談社)、『国家の共謀』(角川新書)。「シナプス 古賀茂明サロン」主催

新潟県知事選の応援に6月2日、気勢を上げる野党6党・会派の代表ら(C)朝日新聞社
(注)「でんわ勝手連」がどんなものかわからない方は、こちらをご覧いただきたい。
http://zero.denwa-katteren.jp/cake/denwa_web/users/reconfirm/08105f2d9e748b83300d6890dac09eb8b62a9f1a
フェイスブックやツイッターをやっていない人でも、メールアドレスを登録すれば参加できる仕組みだ。登録するとメールが送られてくるので、そこにあるリンク先をクリックすれば、ログインできる。そこで現れた画面上で自分が参加したい選挙を選べば、すぐに電話番号が表示され、電話かけに参加できる。電話した後、その結果を書き込む仕組みになっている。非常によくできたシステムだ。社会勉強だと思って、実際にやってみれば、結構楽しいものだということがわかる

新潟県知事選の応援に6月2日、気勢を上げる野党6党・会派の代表ら(C)朝日新聞社
(注)「でんわ勝手連」がどんなものかわからない方は、こちらをご覧いただきたい。 http://zero.denwa-katteren.jp/cake/denwa_web/users/reconfirm/08105f2d9e748b83300d6890dac09eb8b62a9f1a フェイスブックやツイッターをやっていない人でも、メールアドレスを登録すれば参加できる仕組みだ。登録するとメールが送られてくるので、そこにあるリンク先をクリックすれば、ログインできる。そこで現れた画面上で自分が参加したい選挙を選べば、すぐに電話番号が表示され、電話かけに参加できる。電話した後、その結果を書き込む仕組みになっている。非常によくできたシステムだ。社会勉強だと思って、実際にやってみれば、結構楽しいものだということがわかる

 政策的にも、本来は最大の焦点となるはずの原発再稼働について、その争点化を避ける「抱き付き作戦」がうまく行っている。いかにも原発慎重派という姿勢を強調して、池田千賀子候補とほとんど同じだという印象を無党派層に与えようとする作戦だが、特に新潟県に特徴的な脱原発の保守層(これがかなりの割合で存在する)に結構浸透している。ある野党支持の経営者は、前回は米山隆一前知事に投票した経営者から、「花角さんは脱原発だから、今回は花角さんに入れる。君もそうしたらどうか」と言われてショックを受けたそうだ。全国の創価学会員の電話による投票依頼もかなり積極的に行われており、街頭では見られない与党側の攻勢は相当力が入っている。

 こうした与党側の攻勢に野党側には警戒感が広がっているが、一方で、自民党新潟県連内では、「これでは、やり過ぎだ。前回選挙で二階(俊博)さんの強引な締め付けが逆効果になったのと同じ轍を踏むのでは」という懸念の声が出ている。ということは、現状で与党の攻勢は天井にぶつかっていて、これ以上の攻勢はかけられないという見方もできる。

■乱れ飛ぶ情勢調査の数字

 前回コラムでお伝えした後も様々な情勢調査に関する情報が飛び交っている。自民党調査では、花角候補のリードが、当初の3ポイントから一時5ポイントに広がったが、最新時点では2.5ポイントに縮まったという情報があるかと思えば、国民民主党の調査では、当初から池田候補が3ポイントリードで、最新では、10ポイントに差を広げたという情報まである。後者については、「それはないんじゃない?」という声も聞こえ、真偽自体に疑問符が付けられている。野党陣営が、「自民党が我々を油断させるために流したガセ情報ではないか」と疑念を示せば、自民党関係者は「国民民主が、結党後の話題作りで捏造情報を流しているのでは」と囁くなど、双方とも情報戦に神経質になっている。

 ただし、流されている他の調査の情報を含め、絶対値に差はあるものの、方向感としては池田候補が伸びている点は共通だ。


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