ウッチャン、加藤浩次、フジモン…今クールで多数起用「芸人役者」急増中のなぜ (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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ウッチャン、加藤浩次、フジモン…今クールで多数起用「芸人役者」急増中のなぜ

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黒崎さとしdot.
内村光良 (c)朝日新聞社

内村光良 (c)朝日新聞社

 「芸人はネタを演じるのが仕事なので、そもそも演技力がある人が多い。役者の世界でも笑わせることが最も難しいと言われる。笑わせるプロである芸人は、総合的な演技力が高い人が多い。芸人がドラマに出るとバラエティーを見ている層にもドラマに興味を持ってもらえるという効果もあります。最近はバラエティー番組でドラマの番宣として俳優や女優が出ることも増えているように、局としてもドラマとバラエティーの縦のつながりを重視する傾向があるようです」

 現場からも同じ意見が聞こえてくる。

「やっぱり芸人さんは、人の心の機微をすくってコントなどを演じるので、役者業も上手な人が多い。こちらの意図を瞬時に理解して、自分で判断して動いてくれるんです。現場を盛り上げてくれたり、雰囲気作りにも貢献してくれることもありますし、番宣稼働でもシャイな役者さんたちに代わって場を回してくれるので、入ってると重宝すると言うのはあると思います」(前出のプロデューサー)

 一方、最近では、所属事務所が積極的にお笑い芸人を役者として売り出しているという。

「今では、お笑い芸人が活躍できるコント番組やネタ番組がほとんど無い中で、テレビでの活躍場所を模索している状態です。吉本興業が毎年『沖縄国際映画祭』を開催している関係もあって、芸人さんもどんどん芝居がうまくなっていると思います。そこで好演技を見せれば関係者の目に留まる……という構図はあるでしょうね」(同)

 今クールドラマに限らず、今後も意外なところに役者として芸人が潜んでいることもさらに増えてきそうだ。(ライター・黒崎さとし)


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