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「太陽の塔」海外客のドタキャン騒ぎはデマだった?

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福井しほdot.
太陽の塔。晴れた日は多くの人でにぎわう(c)朝日新聞社

太陽の塔。晴れた日は多くの人でにぎわう(c)朝日新聞社

内部は幻想的な空間が広がる(写真/福井しほ・AERAdot. 編集部)

内部は幻想的な空間が広がる(写真/福井しほ・AERAdot. 編集部)

「無断キャンセルに合いました。50人で貸切の予約で、料理を準備してお待ちしてましたが、予約時間過ぎても見えず、此方から電話するとキャンセルとの返事。キャンセル料を請求したら、そんな説明は受けていないと逆ギレ。国際信州学院大学の教職員の皆さん、二度と来ないでください。#拡散希望」

 あるうどん店が投稿したこのツイートが瞬く間に拡散された。が、書き込まれた「国際信州学院大学」は実際に存在しないどころか、ツイートを発信したうどん店さえも実在しなかった――。こんな“フェイクツイート”騒動が巻き起こるほど、「無断キャンセル」をめぐるトラブルが増えている。

 だが、無断キャンセルで悩まされているのは飲食店だけではない。

「芸術は爆発だ」の言葉があまりにも有名な、日本を代表する芸術家・岡本太郎氏の代表作の一つ、「太陽の塔」もドタキャンされているというのだ。

【写真】つい見惚れてしまう!太陽の塔内部はこちら

 そもそも太陽の塔は、1970年に大阪府吹田市で開催された日本万国博覧会のテーマ館の一部として岡本太郎氏の意匠でつくられた。万博開催中は塔の内部が一般公開され、数時間待ちの長蛇の列ができるほど人気を集めた。万博終了後も万博記念公園に残され、大阪のシンボルとして愛されてきたが、耐震性の問題などから内部は長らく非公開とされてきた。しかし、2016年10月より内部再生事業を開始。今年3月、再び、一般公開が始まり話題を集めている。

 非公開だった太陽の塔だが、一般公開されるのは今回が初めてではない。2003年には万博開催年にちなんで1970人の限定公開を実施。約4万人の応募が集まった。また、2016年にも改修前最後の内覧会参加者を募集すると、定員500名に対し約8万人の応募が殺到。今回の一般公開も4カ月先まで予約が埋まってしまうほど、いまでも人気はすこぶる高い。

 しかし、だ。いざ公開が始まるとその熱狂ぶりとは異なり、予約者の3割が訪れない日も。相次ぐドタキャンに、松井一郎大阪府知事が4月25日の定例記者会見で事前キャンセルの手続きを呼びかける事態に発展。ネット上では「海外のツアー客がドタキャンをした」などという噂も流れ始めた。



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