そんな玉木の告白にネット上では、「好き度がアップした」「絶対潔癖と思ってた。最高!」「こんなイケメンがズボラとかすごく萌える」と好意的な声が溢れたのだ。さらに、「下積み時代は普通にアルバイトをしていた」と語るのは前出のスポーツ紙記者だ。

「特にコンビニでのアルバイトが多く、会社も3つほど経験したそうです。普通に制服を着て、からあげなどを揚げていたようですよ。あの玉木宏がコンビニでバイトをしていたとは驚きですが、正統派イケメンかつ役作りにもストイックでありながら、このような人間味もふと見えるので、視聴者からすれば安心感がある。さらに、そんなギャップこそが玉木の魅力を増大させ、好感度も高くなっているのだと思います」

 芸能リポーターの川内天子氏も「ギャップこそが玉木の魅力」と口を揃える。

「甘いマスクと高身長のイケメンなのに、演じる役柄はダメ男だったり、ちょっと間の抜けたキャラクターだったりしますよね。そのギャップに女性視聴者はとくにハマってしまうんです。ほかにも、例えば甘い物が大好きで、コメダ珈琲のシロノワールが大好物だとか意外な一面があります。共演者へのいたずらエピソードも今では有名になっていますが、その子供っぽさに共演者も視聴者もくらくらっときちゃう。場を和ませるような、絶妙ないたずらをチョイスするセンスも素晴らしいですね」

 安定感のある演技力はもちろん、整ったルックスと人間味の両極を持ち合わせた玉木。まだまだ人気は続きそうだ。(ライター・丸山ひろし)

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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