長澤まさみ (c)朝日新聞社
長澤まさみ (c)朝日新聞社

 長澤まさみ(30)が11年ぶりに主演する“月9”ドラマ「コンフィデンスマンJP」(フジテレビ系)で、コメディエンヌぶりを披露している。

 このドラマは、天才的な知能を持つ詐欺師・ダー子(長澤)とボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)の3人が組んだ信用詐欺師「コンフィデンスマン」が奇想天外な仕掛けで欲望にまみれた人間から大金をだまし取る痛快エンターテインメント。

 長澤演じるダー子は「お金ファッションと食べ物に目がない天然な女性」で相手をだますために賭博師、キャビンアテンダント、中国人女優、中国の美術商、マリリン・モンローなど20種類のコスプレに挑戦する。

「小日向さんはモンローに扮した長澤さんを見て、『何でも似合うけど、モンローは本当によかった』と絶賛していました。ネットでも、抜群のスタイルの良さと色気が非の打ちどころがないと評判です」(スポーツ紙記者)
                   
 昨年1月に初挑戦したミュージカル『キャバレー』では、その細く長い脚や胸元をあらわにしたセクシーな衣装で話題になった。

「ナマ足とエロい衣装に観客は目を奪われていましたが、それ以上に、歌姫サリーとしての力強い歌声やダンス、演技が好評でした。今回の“二十変化”は、そんな彼女の演技力の高さを存分に披露しています」(前出・同)

 コスプレと同様に話題になっているのが、ドラマの中での食べっぷりだ。

「ダー子はかなりの美食家という設定どおり、毎回ワイン片手にフォアグラのステーキやチーズフォンデュなどを食べるシーンが多いのですが、『あんなに食べても太らないのがうらやましい』とその食べっぷりがいいとネットでも評判です」(テレビ誌ライター)

 私生活でも長澤の酒豪と料理上手は有名で、「餃子やお好み焼きや生姜焼き、トロに親子丼などの好物を自ら作って、日本酒を飲みながら完食する」(女性誌記者)という。

「火鍋で有名な某店では、一緒にいた男性陣が『もう限界です』と、〆のラーメンを残したが、彼女は『食べないと大きくならないぞ~』と言いながら一人で完食してました」(同)

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女優として一皮剥けた?