矢口真里 (c)朝日新聞社
矢口真里 (c)朝日新聞社

 元「モーニング娘。」の矢口真里(35)が3月26日にブログで、「元モデルの一般男性」との結婚を発表した。この翌日、AbemaTVで放送された『矢口真里の火曜The NIGHT』で、「ようやくちゃんと4年間のお付き合いを経て、再婚することになりました。一生懸命頑張っていきたいと思います」と動画で報告を果たした。矢口と言えば2011年に俳優の中村昌也(31)と結婚していたが、2013年に都内の自宅マンションで男性との“不倫現場”を中村に目撃されたことが報じられ、一斉にバッシングを受けた。

「矢口さんは不倫騒動が発覚して芸能活動を休業し、復帰するまで1年ほどかかりました。昨今のメディアを賑わせ続けている女性の不倫報道合戦の口火を切ったとも言われています。復帰後も好感度は下がったままで、復帰後も状況は変わらずでした。厳しい立場の中で細々と活動を続けていましたのです。2016年にカップ麺のCMが決まったときは、本人は大喜びで報告しましたが、メーカーに苦情が殺到して放映中止になったこともあります。また“ゲス不倫”と囁かれたベッキーの不倫騒動の時も、ご意見番のように不倫を語って視聴者から顰蹙を買ったこともあります」(週刊誌の芸能担当記者)

 民放バラエティー番組のディレクターは、現場での空気をこう解説する。

「バラエティー番組での対応能力が高く、かつては番組のMCやサブアシスタントにつくほどで、実力は十分でした。しかし、騒動以降、特に女性からの好感度が低くなって、どんな番組でもなかなか定着しなかったんです。数年前まではテレビに出るだけでネットニュースで悪口を書かれたりしていました、最近でもSNSにはまだ『不愉快だ』といった声があがるほどです。こうした理由から番組側も、飛び道具的に使うには少し危なすぎる印象がありました」

 苦しい時間はかなり長く続いているが、最近では不倫騒動はお笑い芸人から弄られはじめ、徐々に彼女を取り巻く環境が変わってきた。

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格段に出演回数が増えている…