川栄李奈 (c)朝日新聞社
川栄李奈 (c)朝日新聞社

 女優の川栄李奈(23)が、トークバラエティー番組「A-Studio」(TBS系)の10代目サブMCに就任することが3月23日の放送で明らかになった。4月からの登場で、初めてのトーク番組MCとなる川栄だが、初収録後の会見では、司会の笑福亭鶴瓶(66)が「上手いですよ。話を振ったらスッと喋るし、すごくいいですよね」と絶賛。川栄も「いろんな方とお会いできるのが楽しみ。いろんなお話を聞けて、女優業の成長にもなると思うので、一生懸命できたらと思ってます」と意気込んだ。

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 2015年にAKB48を卒業し、女優に転身した川栄。脇役ながらも際立った存在感を示し、多数のドラマやCMに出演。今年は初主演映画『恋のしずく』も公開され、来年はNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』への出演も控えている。そして今回、人気トーク番組のサブMCへの抜擢と続き、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。「AKB出身で一番出世した人」というより、普通に「売れっ子女優」というイメージが強くなってきているが、関係者によると本人は高飛車になることなく、いたって謙虚なのだと言う。

「川栄は、3月から公開されている映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』で、ヒロインの親友役を演じています。脇役という位置付けですが、本人は『ベストポジション』と、随分気に入っているようです。また、今年公開予定の映画『恋のしずく』では、日本酒の魅力に目覚めた理系女子役として主演を務めていますが、周りからサポートされていることをさらに実感していると語っています。主演を演じたことで、今後の作品で自分が脇役になった時、いかに主役を助けることができるか、より考えるようになったと。こうした謙虚さから、スタッフや裏方からも評判はいいと聞いています」(テレビ情報誌の編集者)

 売れっ子なのだから、もう少し堂々としていても良いと思うが、本人の持って生まれた性格なのか。加えて、川栄は「自分の未熟さも知っている」(スポーツ紙の芸能担当記者)という。

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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