浅田美代子が訴える「繁殖業者のペット大量生産を阻止する動物愛護法改正」 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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浅田美代子が訴える「繁殖業者のペット大量生産を阻止する動物愛護法改正」

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田中将介dot.#動物

動物愛護管理法の改正に向けて署名活動を続ける女優の浅田美代子さん(写真:本人提供)署名の詳細は以下のページよりご覧いただけます。http://miyokoasada.com/

動物愛護管理法の改正に向けて署名活動を続ける女優の浅田美代子さん(写真:本人提供)署名の詳細は以下のページよりご覧いただけます。http://miyokoasada.com/

狭いケージに詰め込まれ身体を伸ばして寝ることができないラブラドールレトリバー。その結果、背骨が曲がってしまった(写真:本人提供)

狭いケージに詰め込まれ身体を伸ばして寝ることができないラブラドールレトリバー。その結果、背骨が曲がってしまった(写真:本人提供)

目の病気にかかっても放置される繁殖犬(写真:本人提供)

目の病気にかかっても放置される繁殖犬(写真:本人提供)

 5年に1度見直すよう付則で定められている動物愛護法(動物の愛護及び管理に関する法律)は、2018年春の通常国会で議論が本格化され、9月に改正される予定となっている。

【写真】狭いケージに詰め込まれ、背骨が曲がってしまったゴールデンレトリバー

 福島みずほ議員や尾辻秀久議員らが中心となり、党派を超え議論を重ねる「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」の会合に参加しているのが、女優、浅田美代子である。

 浅田は2017年2月、適切に動物愛護法が改正されるよう署名活動を立ち上げた。

「ここで、法改正が叶わなければ、また5年間苦しむペットたちがいるんです」

 街頭で自ら署名集めに奔走し、事務所に送られてきた署名を一つひとつ丁寧に数える。署名の数は、2018年2月現在、15万筆を超えた。

 日本におけるペットを取り巻く環境は厳しい。朝日新聞の調査によると、日本では毎年、80万匹前後の犬猫が流 通しており、繁殖から流通・小売りまでの間に毎年約2万4千匹死んでいるという。

現在では、15歳以下の子供の数よりも、ペットの数のほうが多い。

「先進国ではペットショップでの生体販売はほとんどなくなっているにも関わらず、『また近所にペットショップができた』という日本の状況は恥ずかしいことです。繁殖業者は、ビジネスのために犬や猫を大量生産して、その中で選りすぐりの、珍しくて、かわいい子をペットショップに売るんです。乱繁殖によって生まれやすい“奇形”はすぐに処分してしまう。ペットの命をお金で買うということがどういうことなのか、もう一度考えていただきたいと思います」

 ペットショップで不良在庫として売れ残った犬猫たちは、流れ作業のように闇に葬られていく。オーストラリアやアメリカの一部の州では、商業的に繁殖された犬をペットショップで店頭販売することを禁止する法律が可決されており、日本は大きく遅れをとっている。


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