――中国での撮影ということで驚いたことなどありますか?

 週に1回休みがあったのですが、監督が食事会を開かれるんですよ。乾杯を何回もする文化で、「この映画に乾杯」「今日の君の演技に乾杯」「今日のシーンに乾杯」とか何度も何度も乾杯するんです。それも一気に飲み干して空にした杯を見せる。最初はべろべろになっちゃいましたね。慣れるまでは大変でしたが、僕も乾杯にチャレンジしました。

――最後に読者の方にメッセージをお願いします。

 空海さんと白楽天さんのバディムービーで、謎を解いていくんですが、謎がひとつ解けるとまた謎が立ち現われてくるというジェットコースターのようなエンターテインメントムービーになっています。そして謎を追っていくうちに気づくと深い愛と感動が待っています。ぜひお楽しみください。

※『真田太平記 vol.12 関ヶ原決戦編』(2018年3月27日発売号)より