早大理工卒の藤木直人が大学で思い知らされた「高校までの勉強は、本当の勉強じゃない」 (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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早大理工卒の藤木直人が大学で思い知らされた「高校までの勉強は、本当の勉強じゃない」

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神素子dot.#教育#朝日新聞出版の本

早稲田大学西早稲田キャンパスのシンボル、51号館の前で。1967年の完成当時、日本有数の高層建築として知られた。設計は建築学科の教授だった安東勝男と松井源吾(写真・植田真紗美、ヘアメイク・大渡八千代)

早稲田大学西早稲田キャンパスのシンボル、51号館の前で。1967年の完成当時、日本有数の高層建築として知られた。設計は建築学科の教授だった安東勝男と松井源吾(写真・植田真紗美、ヘアメイク・大渡八千代)

ふじき・なおひと 1972 年生まれ、千葉県出身。97 年早稲田大学理工学部情報学科卒。在学中の95 年に映画「花より男子」花沢類役に抜擢されてデビュー。その後、NHK 連続テレビ小説「あすか」、「ナースのお仕事」シリーズなどで注目を集め人気俳優へ。放映中の「FINAL CUT」(フジテレビ系)では初のニュースキャスター役に挑戦。NHK 大河ドラマ「西郷どん」にも出演。ディズニー/ピクサー最新映画「リメンバー・ミー」(3 月16 日、全国ロードショー)の日本語吹き替え版に声優として出演(写真・植田真紗美、ヘアメイク・大渡八千代)

ふじき・なおひと 1972 年生まれ、千葉県出身。97 年早稲田大学理工学部情報学科卒。在学中の95 年に映画「花より男子」花沢類役に抜擢されてデビュー。その後、NHK 連続テレビ小説「あすか」、「ナースのお仕事」シリーズなどで注目を集め人気俳優へ。放映中の「FINAL CUT」(フジテレビ系)では初のニュースキャスター役に挑戦。NHK 大河ドラマ「西郷どん」にも出演。ディズニー/ピクサー最新映画「リメンバー・ミー」(3 月16 日、全国ロードショー)の日本語吹き替え版に声優として出演(写真・植田真紗美、ヘアメイク・大渡八千代)

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早稲田理工 by AERA 2018 (AERAムック)(朝日新聞出版)

978-4022791764

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 浪人生活を経て、難関の早稲田大学理工学部に入学した藤木直人さん。受験勉強とはまったく違う「学問」の世界に圧倒された、と当時を振り返る。俳優の仕事をスタートさせた大学時代、大学と芸能活動の両立を助けてくれた友人や指導教授……発売中の「早稲田理工 by AERA 2018」(朝日新聞出版)で、在学当時の思い出を語ってくれた。抜粋してお届けする。

【写真】インタビューに答える藤木直人さん

* * *
 早稲田大学に入学して、まず衝撃を受けたのが授業だった。

「高校までの勉強は、本当の勉強じゃない。基礎トレーニングやウォーミングアップみたいなもので、大学でようやく自分の進みたい世界に向けて、一歩踏み込んで『学問』をするんだ、と知りました」

 けれど、藤木さんは「学問」よりももっと踏み込みたい世界を見つけた。俳優という仕事だった。大学2年生のときにファッション誌のモデルコンテストに応募し、芸能事務所に所属した。4年生のときには映画「花より男子」でスクリーンデビュー。映画はヒットし、ファンレターも届き始めた。

「ここでカン違いしました。『俳優に学歴は関係ない。役者一本でいきたいから、大学は中退する』と宣言しまして……。でも現実には次の仕事があるわけでもなく、ときどきオーディションを受ける程度。いま思えば大学に通う時間は十分あったんですけどね」

■友人や先生の支えで 5年かけて卒業

 最終的に藤木さんを大学に引き止めたのは、1年生からの友人の存在だった。

「友だちが『卒業研究は手伝うから、一緒に卒業しよう』と言ってくれて、頑張ろうと思えました。そこまでの遅れが挽回できず、卒業までには余計に1年かかりましたが……」

 卒業論文のタイトルは「ヴォルテラ方程式の超差分化」。

「条件を満たすと壊れない波の研究をしました。そんなものが存在するんだ!って驚き、興味を持ちました。でも、数式そのものは難解で苦労しましたね。指導教授の広田良吾先生は、僕の仕事を理解してサポートしてくださった。感謝しています。卒業時の研究発表では、『さすが役者さん。深く理解しているように見えたよ』とほめてくださいました(笑)」



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