サンドウィッチマンの伊達みきお(左)と富澤たけし (c)朝日新聞社
サンドウィッチマンの伊達みきお(左)と富澤たけし (c)朝日新聞社

 人気お笑い芸人のサンドウィッチマンが2月11日放送の「おしゃれイズム」(日本テレビ系)に出演し、ボケ担当の富澤たけし(43)が妻と1日50通ものメールのやりとりをしていると告白し、その愛妻家ぶりにSNS上などでは驚きと絶賛の声があがった。

 サンドウィッチマンといえば、「M-1グランプリ 2007」で敗者復活からの劇的な優勝を飾り、一気にブレイク。現在、ラジオを含めて15本以上のレギュラー番組を持つ超売れっ子芸人だ。昨年、「日経エンタテインメント!」(日経BP社)が行った「一番好きなお笑い芸人」アンケートでは、明石家さんま(62)に続き第2位にランクインした。

「サンドウィッチマンは世代・性別を問わず、幅広い層から支持があるんです。10代からの人気も高く、富澤の『ちょっと何言ってるかわからないんですけど』というボケのセリフは女子高生にもよく使われています。漫才やコントも、少し毒はありますが老若男女を選ばず、笑えるネタを持ってくるので、50~60代の女性からも意外と人気がある。これが吉本なんかの芸人になると人気があればあるほど、その分、好みがはっきり別れてアンチも多くなるのですが、サンドウィッチマンに関してはアンチがほぼゼロという珍しいコンビです」(テレビ情報誌の編集者)

 たしかに先のランキングで1位だった明石家さんまは「一番嫌いな芸人」でも5位にランクインしているが、サンドウィッチマンはランク外だ。彼らの好感度の高さはいったいどこから来るのだろうか。

「まずはコワモテの外見とギャップのありすぎるキャラクターではないでしょうか。伊達みきお(43)は、金髪で一見チンピラ風の容貌ですが、実は女子力が高いんです。周りからは、『みーちゃん』と呼ばれていて、甘いものが大好き。趣味がぬいぐるみ集めであることをバラエティー番組で紹介されると、『かわいいんですよ』と熱弁する伊達にスタジオにいた人々は引いていました。一方の富澤は『トミー』と呼ばれ、釣りが好きなのに、怖くてエサや魚に触れないというかわいい一面が。あの風貌でふたりとも下戸というところも意外ですよね。伊達は1滴も飲めず、富澤はカルーアミルク2杯で吐いたことがあるほどです」(同)

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コンビ愛も半端ない!