もっとも、「SMAP」の解散騒動の渦中における、一部ファンによる同事務所や懇意のメディアに向けたネット上の批判的なコメントや書き込み、その後の一連の世間のムーブを見るにつけて、天下の「ジャニーズ事務所」といえども、もはやネットは無視できない存在なのではないかとも思っていたが……。

 振り返れば、解禁前に多くのメディアを悩ませていた「どこまで写っていたらアウトなのか?」問題も、これでなくなることになる。

 映画や舞台の制作発表などでは複数のタレントが横並びでフォトセッションに臨むこともよくあるが、出演者が多い場合には1枚の写真に納まるようにギュッと詰めて、体同士が多少重なり合う状態になることもある。

 こうした状況下において出演者の中にジャニーズタレントが混じっていると、何とも厄介だった。

 当然、カメラマンや記者はネット記事での写真使用も考えて、ジャニーズタレントが写っていないバージョンも注意を払って撮影するわけだが、どうしても腕部分や衣装の端が他のタレントと重なった状態で写り、トリミングなどの加工を施しても完全には排除できないケースも出てくる。

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今後のネットメディアの動向は…