都道府県別の国公立大医学部と人口10万人あたりの医師数(1/4)※偏差値は駿台予備学校提供で、2017年第1回駿台全国模試「ハイレベル模試」における合格可能性80%のライン。国公立大の数値は原則、前期の一般枠。山梨大のみ後期。「人口10万対医師数」は、厚生労働省「2016年医師・歯科医師・薬剤師調査」から
都道府県別の国公立大医学部と人口10万人あたりの医師数(1/4)
※偏差値は駿台予備学校提供で、2017年第1回駿台全国模試「ハイレベル模試」における合格可能性80%のライン。国公立大の数値は原則、前期の一般枠。山梨大のみ後期。「人口10万対医師数」は、厚生労働省「2016年医師・歯科医師・薬剤師調査」から
都道府県別の国公立大医学部と人口10万人あたりの医師数(2/4)※偏差値は駿台予備学校提供で、2017年第1回駿台全国模試「ハイレベル模試」における合格可能性80%のライン。国公立大の数値は原則、前期の一般枠。山梨大のみ後期。「人口10万対医師数」は、厚生労働省「2016年医師・歯科医師・薬剤師調査」から
都道府県別の国公立大医学部と人口10万人あたりの医師数(2/4)
※偏差値は駿台予備学校提供で、2017年第1回駿台全国模試「ハイレベル模試」における合格可能性80%のライン。国公立大の数値は原則、前期の一般枠。山梨大のみ後期。「人口10万対医師数」は、厚生労働省「2016年医師・歯科医師・薬剤師調査」から
都道府県別の国公立大医学部と人口10万人あたりの医師数(3/4)※偏差値は駿台予備学校提供で、2017年第1回駿台全国模試「ハイレベル模試」における合格可能性80%のライン。国公立大の数値は原則、前期の一般枠。山梨大のみ後期。「人口10万対医師数」は、厚生労働省「2016年医師・歯科医師・薬剤師調査」から
都道府県別の国公立大医学部と人口10万人あたりの医師数(3/4)
※偏差値は駿台予備学校提供で、2017年第1回駿台全国模試「ハイレベル模試」における合格可能性80%のライン。国公立大の数値は原則、前期の一般枠。山梨大のみ後期。「人口10万対医師数」は、厚生労働省「2016年医師・歯科医師・薬剤師調査」から
都道府県別の国公立大医学部と人口10万人あたりの医師数(4/4)※偏差値は駿台予備学校提供で、2017年第1回駿台全国模試「ハイレベル模試」における合格可能性80%のライン。国公立大の数値は原則、前期の一般枠。山梨大のみ後期。「人口10万対医師数」は、厚生労働省「2016年医師・歯科医師・薬剤師調査」から
都道府県別の国公立大医学部と人口10万人あたりの医師数(4/4)
※偏差値は駿台予備学校提供で、2017年第1回駿台全国模試「ハイレベル模試」における合格可能性80%のライン。国公立大の数値は原則、前期の一般枠。山梨大のみ後期。「人口10万対医師数」は、厚生労働省「2016年医師・歯科医師・薬剤師調査」から

 医学部受験が佳境を迎えている。各大学の特徴を知るためには、全体を俯瞰して比べるのも有効だ。発売中のAERAムック『AERA Premium 医者・医学部がわかる2018』では、学費や医師数、医師国家試験合格率、過去20年間の難易度の変移など、医学部の「数字」を徹底調査。ここでは、都道府県別の国公立大学医学部の難易度と人口10万人あたりの医師数を表にした。

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 2016年の厚生労働省の調査によると、人口10万人あたりの医師数の全国平均は240.1人。300人を超えているのは徳島、京都、東京、高知、岡山の5都府県。西日本はほとんどが全国平均を上回っている。

 200人以下の7県はすべて東日本だ。医師数が少ない順に埼玉(160人)、茨城(180.4人)、千葉(190人)。東京周辺の県は「危険水域」ともいえる少なさだ。神奈川(205.5人)も全国平均を大きく下回っている。

 東京周辺の医師数が少ないのはなぜか。

 医療ガバナンス研究所理事長で、『病院は東京から破綻する』などの著書がある上昌広医師が、こう説明する。

「戦後、首都圏の人口が急増したのに、十分な医師確保ができていないからです。関西圏には国公立大医学部が八つもあるのに、首都圏には四つだけ。埼玉、千葉、茨城などでは、医師不足によって閉鎖した病院や診療科もあります」

 医師数は全国平均以上だが山間部などで医師が不足している都道府県も「地域枠」の導入で、医師の確保に取り組んでいる。

(文/庄村敦子)

※『AERA Premium 医者・医学部がわかる2018』から抜粋