丸山ゴンザレスが教える、海外で新年を迎える人が知っておくべきルール (2/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)
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丸山ゴンザレスが教える、海外で新年を迎える人が知っておくべきルール

連載「超危険地帯英会話」

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スラムにある路上カラオケ。住民たちはノリノリで新年はお祭り騒ぎ(撮影/丸山ゴンザレス)

スラムにある路上カラオケ。住民たちはノリノリで新年はお祭り騒ぎ(撮影/丸山ゴンザレス)

「Xmas? Why?」(クリスマス? どうして?)

「They need money for Christmas gifts.」(プレゼント買うのに金が必要だろ)

 たちの悪いブラックジョークのようなオチがついた。渋滞中の車、特にタクシーに突如として強盗が乗り込んできて、乗客から金品を奪っていくという強盗事件が実際に頻発するのだ。フィリピンの中でも首都マニラの交通渋滞は半端じゃない。渋滞中は車がまったく動けない上に、周囲に死角が多く生まれるため、夜間だけじゃなく、白昼堂々と狙われてしまうのだ。

 しかし、タクシー運転手はあまりお金を持っていないこともあって狙われにくい。それに強盗の多くが銃を持っていたりするから、乗客が脅されていても、運転手はかなりの確率で放置するそうだ。そのため、乗客は外部の人間が入れないようにロックするという自衛手段に出るしかないのだ。

 乗客がドアをロックするのは、治安の悪い国ではそれほど珍しいルールではない。だが、フィリピンの場合、強盗事件が多発する12月は特に気をつけなければならないのだ。たとえ、その動機がクリスマスプレゼントのためという一見すると純粋なものであったとしても、強盗には変わりないのだから。

 さて、このような12月を乗り越えていよいよ新年を迎えると、フィリピンでは、1月1日はお祭り騒ぎになる。街中、いたるところで爆竹が鳴らされて、人々は歓声をあげる。街中の人が酒を飲んで、テンションは最高潮になる。危ない連中などは、銃を構えて発射するという……。え? どこに?

 気になったので、フィリピンに暮らす友人(英会話学校の教師、男、20代)に聞いてみた。

「Where do they shoot guns aiming?」(新年の射撃はどこに向かって撃つの?)

「Sky.」(空だよ)

「Where are the bullets?」(弾はどこに?)

「Fall down.」(落ちてくる)

「What?」(え?)



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