山崎育三郎 (c)朝日新聞社
山崎育三郎 (c)朝日新聞社

 俳優の山崎育三郎(31)が、2018年1月からスタートするバラエティー番組「世界の村のどエライさん」(フジテレビ系)でMCを担当することが発表された。この番組は世界中に存在する村人たちの幸せの秘密に迫り、そんな村人たちの幸せのために人生を捧げる人物「どエライ(偉い)さん」に密着するという内容。山崎がバラエティー番組のMCを務めるのは初めて。お笑いコンビの千鳥、フリーアナウンサーの高見侑里(30)と供に番組を進行していくという。

 山崎といえば、『レ・ミゼラブル』『モーツァルト!』などミュージカルの舞台で活躍。歌唱力にも演技力にも定評があり、ミュージカル界のプリンスと言われている。さらに、2015年に放送された人気ドラマ「下町ロケット」(TBS系)での好演が注目を集め、お茶の間にもその名前が浸透した。最近はバラエティー番組にも出演し、高いトーク力を発揮するどころか共演者の“むちゃ振り”にもうまく対応。そのマルチな才能が注目を集め始めている。今回の初MCなど役者以外の仕事にも意欲的だが、一体そのチャレンジ精神の源は何なのだろうか? 

 テレビ雑誌の編集者は「山崎さんの場合、意外と子供の頃から努力や苦労を重ねている」と話す。

「山崎さんは子供の頃は野球少年だった。小学校1年生から6年間野球に打ち込み、全国ベスト8まで進出したこともあるそうです。しかも、当時から歌の練習も平行して始めており、野球と両立していたそう。ちなみに、ポジションはキャッチャーで、憧れていた選手は、当時ヤクルトスワローズに所属していた古田敦也(52)。眼鏡がトレードマークだった古田になりきるために、視力が良かったにもかかわらず視力検査でわざと間違えて眼鏡を買ってもらったほど。しかも、うれしさのあまり眼鏡をかけ続けて、本当に目が悪くなってしまったというオチまでついています」(前出の編集者)

 ミュージカル俳優というイメージの山崎が野球少年だったとは意外だが、学校がある中、野球と歌を両立していたとは凄い話だ。山崎はさらに高校時代に留学していたことがあり、そこでの苦労ものちの成功に繋がったとの見方も。

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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