「鈴木さんは東京外国語大学出身で、もともと海外旅行が大好き。ただ仕事が忙しくなり、なかなか行けないので、世界遺産の番組を録り溜めて『バーチャル世界旅行』を楽しんでいたそう。そのうち世界遺産にかなり詳しくなり、その証が欲しくなって『世界遺産検定』の受験を決意。合格率は約20%といわれる難関ですが、仕事の合間や休日はファミレスにこもって猛勉強し、みごと1級に合格した。気になる、彼が選ぶ世界遺産の1位は『キリマンジャロ国立公園』だそうです」(同)

 日本の遺産を学ぶことで「日本の魅力」を改めて見直すきっかけにもなると過去のインタビューで話していた鈴木。「西郷どん」で西郷隆盛を演じることにより、自身が日本の魅力を広める役割を果たすことになりそうだ。

 他にも有名なところでは、落語マニアの東出昌大(29)などの例もあるが、人気俳優の趣味はまだまだ奥深い。

「ディーン・フジオカさんも『武器集め』という変わった趣味を持っています。さまざまな国に行く機会が多い彼ですが、その土地にしかない格闘技をなるべく意識して練習しようとしているそうです。また『その土地の武器を集めることも好き』と話していました。フィリピンの武術・エスクリマで使われる棒状のカリスティックという誰も知らないような武器をテレビで披露したこともあります」(週刊誌の芸能担当記者)

 個性があればあるほど重宝される俳優という職業。思いがけない趣味を持っていることで、創造力や感受性が豊かとなり、ますます魅力がアップするのかもしれない。(ライター・天野まひる)