「新垣もインドア派女優として有名です。新垣の趣味もマンガを読むことなんですが、『まとめサイトの閲覧』も彼女の趣味のひとつだと過去に語っていますね。2年ほど前ですが、『まとめサイトを見て泣く』『エゴサーチもする』とバラエティー番組で暴露し、話題になりました。まさか人気女優が夜な夜なネットでエゴサーチをしているとは想像がつかないですよね。そんなことも臆せず話してくれる気さくさが人気の秘密かもしれません」(同)

 また、新垣は爬虫類も大好きで、家ではヒョウモントカゲモドキというトカゲを飼っていることも有名だ。休日はエサのコオロギを買いに行き、それを箸であげているとか。2017年のオリコン・ニュースの「なりたい顔ランキング」で1位に選ばれた美人女優とは思えぬオフの過ごし方に好感を持つ人も多いことだろう。

 一方、同じく同「2017年 ブレイク女優ランキング」で1位に選出された吉岡里帆(24)も、2017年に最も躍進した女優の1人だが、「新派観劇」という意外な趣味を持っている。

「吉岡は京都の太秦撮影所の近くで生まれ、父は映像会社を経営するカメラマン。幼少のときから歌舞伎や日本舞踊、落語などの古典芸能に親しみながら育ったといいます。高校時代は独学で芝居を勉強し、高校3年生から俳優養成所に通い始めた。そこで学生制作の自主映画への出演したり、三島由紀夫、唐十郎などの古典作品に刺激を受けて小劇場の舞台に立つなど、着々と女優としての実力をつける努力をしてきた。『新派はどこまでも大衆の心に入っていくところが魅力』と語っています」(同)

 そのほかの人気女優も意外な趣味があるようだ。スポーツ紙の芸能担当記者はこう解説する。
 
「最近、山本美月(26)がインスタグラムにガチャガチャの写真をアップし、ブログでもたびたびリアルな爬虫類や昆虫のフィギュアを投稿するなどファンからは『意外だけど、好感が持てる』と評価されていました。またまた食虫植物を育てていて、コバエを食べる様子など楽しんでいるそうです。このほか、有名なのは木村文乃(30)でしょうか。けっこう本気の鉄オタで、列車の汽笛の音や、移動中に景色を眺めるのが好きだとか。さらに、『全国の寝台特急を制覇したい』という願望を持っているそうで、『北斗星』で北海道に行き、同じく東京と北海道を結ぶ『カシオペア』に乗って帰ってきたこともあるそう」

 意外ではあるが、決して奇を衒ったわけではない彼女たちの素顔。固定概念に縛られない生き方が、好感度の高い女優として人気を保っている理由のひとつなのかもしれない。(ライター・天野まひる)