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子どもの“睡眠負債”が深刻化… 親がまず実践すべき3カ条とは

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睡眠不足で授業中に居眠り… なんてことにならないために(※イメージ写真)

睡眠不足で授業中に居眠り… なんてことにならないために(※イメージ写真)

 最近、「眠りにまつわる不調を訴える子どもが増えています。睡眠は、日中の活動効率に大きく影響するだけでなく、さまざまな不調を招く深刻な問題です。『AERA with Kids』冬号で、睡眠・呼吸器の専門医である白濱龍太郎先生に、親子の睡眠改善についてお話を聞きました。

*  *  *
「朝起こしても、なかなか布団から抜け出せない」「日中、学校では午前中から眠くなるようだ」「授業中、ぼーっとしていることが多いらしい」……。子どもにまつわるこんな気がかりは、実は睡眠が原因かもしれません。

「睡眠が不安定だと、落ち着きがない、いつもイライラしている、反応が鈍いなどの症状が現れます。成績が落ちた背景を探ると、睡眠不足が原因の一端だったということもあるのです」

 そう話すのは、睡眠・呼吸器の専門医である白濱龍太郎先生です。

「ひと昔前の携帯電話は、機能がシンプルで、充電もよくもちました。でも現代のスマホは、処理すべき情報量が膨大で電池をすぐ消耗します。我々の生活も同じ。脳で処理すべき情報が増えた現代は、睡眠という充電が昔以上に必要なのに、現実は忙しい毎日で、睡眠時間を削りがちなのです。今は、大人も子どももその傾向にありますね」(白濱先生)

 人は、睡眠中にその日の記憶の整理や定着を行うといわれます。そのほかにも、ストレスのもとである脳の疲労をとり除いたり、免疫力をアップさせたり、大切な成長ホルモンも睡眠中分泌されます。

「睡眠は、人間にとって遺伝子レベルで設定されているもの。よりよく学んで、より成長するためには、しっかりと眠ることがマストなのです。それがかなうことで、日中のパフォーマンスが万全になる。単なる体力の回復だけでなく、日中の活動のためにも眠りが大切だということを再確認しましょう」

 小学生なら、個人差はありますが、おおむね8~10時間の睡眠が必要といわれています。でも、現代の小学生は忙しい。とくに高学年で塾に通う子どもになると、塾が終わる時間が夜の9時過ぎなんていうことも。それだけでなく、子どもは同じ家で暮らす親の生活パターンにつられてしまうことも多いのです。



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