東急東横線を走るラッピング電車(C)&(TM)LucasfilmLtd.
東急東横線を走るラッピング電車(C)&(TM)LucasfilmLtd.
二子玉川エリアを走るラッピングバス(C)&(TM)LucasfilmLtd.
二子玉川エリアを走るラッピングバス(C)&(TM)LucasfilmLtd.
ローグ(日本名エクストレイル)を改造した「ポー・ダメロン・Xウイング with BB‐8」(C)日産自動車
ローグ(日本名エクストレイル)を改造した「ポー・ダメロン・Xウイング with BB‐8」(C)日産自動車
マキシマを改造した「カイロ・レン・TIEサイレンサー」(C)日産自動車
マキシマを改造した「カイロ・レン・TIEサイレンサー」(C)日産自動車

 12月15日、「スター・ウォーズ」シリーズの最新作「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」が公開された。衝撃作と名高い本作の公開を記念してさまざまなキャンペーンが行われているが、なかでも胸アツなのがスター・ウォーズ特別仕様の電車、自動車。主人公レイがハン・ソロから受け継いだミレニアム・ファルコン号とまではいかないが、運命を見出す旅へ出る気分にさせてくれるマシーンの数々をご紹介する。

【写真】自動車、電車……スター・ウォーズな気分になれるマシーンたち

■渋谷にスター・ウォーズのテーマ曲が流れる!

 ひとつめは、東急東横線を走るスター・ウォーズ特別仕様のラッピング電車だ。車体にはレイやカイロ・レン、ストームトルーパーやR2‐D2、C‐3PO、BB-8といった人気キャラクターが描かれており、車内の広告はすべて「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」がジャック。東横線の渋谷駅、自由が丘駅、武蔵小杉駅には、誰もが「スター・ウォーズといえばあの曲!」と思い浮かべるメイン・タイトルが電車の発車メロディとして流れ、気分を高めてくれる。また、東京・二子玉川エリアでは同じく人気キャラクターをデザインした東急のラッピングバスも走っている。

 東急電鉄の傘下には東急レクリエーションがあって、その映画館である109シネマズでは「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」が公開されている。さらに、SHIBUYA 109 MEN’Sは外観、内観ともスター・ウォーズのビジュアルで飾られ、ポップアップストアの出店や限定アイテムの販売も行われている。鉄道やバスから映画館、商業施設までグループ全体で盛り上げて消費行動につなげられるのが同社の強みだ。

 東京急行電鉄エンタテイメント推進部の嶋田創さんによると、「もともとスター・ウォーズに熱中したお父さん世代がお子さんたちを連れて映画館や店舗に来てくださるので、従来とはまったく違うお客様が増えています」

 第1作である「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」が公開されたのが1977年。以来、スター・ウォーズ が40年以上にわたって世代を超えて愛され続けているコンテンツであることがポイントのようだ。

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宇宙まで路線を伸ばす?