「今では知られた話ですが、一発屋と言われる人たちはテレビで見なくなっても営業で十分稼いでいけます。ひとつブレイクしたネタがある芸人は、営業に強いですね。特に彼女が所属するワタナベエンターテイメントは『命の授業』が話題になったTIMのゴルゴ松本(50)や厚切りジェイソン(31)などのように講演会にも強い。『ブルゾンちえみがダメウーマンに指南』なんていう講演会や営業は、いかにもありそうじゃないですか」(同)

 また、ワタナベエンターテイメントは地方にも支部があり、例えばテレビからは消えて久しい波田陽区(42)なども九州を中心に活躍している。同事務所は自社制作のテレビ番組もたくさんあるので、一気にメディアから消えるということはないという。

 一発屋はすぐにテレビで見なくなるがゆえにそう呼ばれてきた。だが最近ではネットなどにも活躍の場が増え、“寿命”が延びている。ブルゾンちえみは、お笑いを含めて多方面で活動が期待されるタイプ、長く頑張ってほしいものだ。(ライター・黒崎さとし)