【9位】塹江敦哉(広島)


 高松北高からドラフト3位で広島に入団した快速左腕。2年目の今季は1軍3試合に登板。ファームでは18試合に登板して3勝4敗1セーブ、防御率4.38の成績を残した。88回1/3イニングで63三振を奪うも62四死球を与えるなど制球に難を残すが、サウスポーから投じられる150キロを超えるストレートはやはり魅力。大化けする可能性は十分にある。

【10位】松尾大河(DeNA)
 秀岳館の遊撃手として甲子園4強進出に貢献し、ドラフト3位でプロ入り。強打強肩に俊足を併せ持ち、高卒1年目からファームで102試合に出場。打率.185と苦しんだが、攻守に大きな経験を積んだ。3年夏の甲子園で16打数7安打4打点をマークし、U-18日本代表として出場したU-18アジア選手権では首位打者の活躍。その勝負強さに確実性が加わっていけば、未来は明るい。