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小池代表辞任 葛飾区議選で都ファに競り勝った“名物泡沫候補”立花孝志氏が吠えた「都知事に成果なし」

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両院議員総会の終了後、記者団の質問に答える小池百合子氏 (c)朝日新聞社

両院議員総会の終了後、記者団の質問に答える小池百合子氏 (c)朝日新聞社

都知事選の政見放送で話題になった「NHKをぶっ壊す!」のポーズをする立花孝志氏(撮影/西岡千史)

都知事選の政見放送で話題になった「NHKをぶっ壊す!」のポーズをする立花孝志氏(撮影/西岡千史)

 希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は14日の両院議員総会で、党代表を辞任する意向を表明した。

【写真】話題になった「NHKをぶっ壊す!」のポーズをとる立花孝志氏

 13日に開票された東京都葛飾区議選(定数40)で、小池氏が特別顧問を務める都民ファーストの会は5人を公認しながら1人しか当選させることできず、惨敗。小池氏の人気凋落と党内の求心力低下はとどまるところを知らず、国政から退き、都政に専念せざるをえない状況に追い込まれた。

 都ファの衰退は、得票数でも顕著だ。今年7月の東京都議選の葛飾選挙区では、都ファの候補者は5万1241票を獲得した。ところが、区議選では公認候補者5人で計9502票。投票率が異なるため単純に比較はできないが、たった4カ月で8割以上の票を失ったことになる。(都議選葛飾選挙区の投票率は49.96%、区議選は43.62%)

 一方、区議選では「NHKから国民を守る党」の立花孝志代表(50)が初当選した。立花氏は2005年にNHKを退職し、13年に同党を設立。NHKの問題や不祥事を厳しく追及してきた。16年に立候補した都知事選では、NHKの政見放送で「NHKをぶっ壊す!」と連呼し、話題を集めた。

 立花氏は都ファが惨敗した原因をこう分析する。

「都ファの候補者は公認が出たのが8月で、活動期間も約3カ月しかなかった。しかも、当選した1人を除いて4人は新人候補。選挙を支える後援会などの組織も弱いのに、都ファが人気絶頂の時に公認が決まったので、余裕を見せてちゃんとした活動をしていない候補者もいました。駅前で演説をしても、握手もできていない人もいましたから」

 立花氏は、この数カ月は駅前の街頭演説や政策ビラのポスティングなど、地道な活動を重ねてきたという。

 それだけではない。“泡沫候補”と呼ばれた都知事選の出馬にも隠れた狙いがあった。

「区議選が今年11月に実施されることはわかっていたので、都知事選の時から区議選で地方議員に復活するつもりで活動をしてきました。私たちのような政党では、まずは知名度を上げないといけない。都知事選に出れば選挙公報などで『立花孝志が葛飾にいる』と知ってもらうことができる。今年7月の都議選の葛飾選挙区に出馬したのも、区議選で勝ち抜くための戦略です」


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