ここまで進化していた! 人工知能で飛躍するロボットの世界とは

将棋やチェス、囲碁など、いろいろな分野で、人工知能が人間の知能を追い抜くことも出始めた (c)朝日新聞社
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 人工知能によって大きく飛躍したロボット。どこがどのように進化したのかな? ロボットの基本構造とともに解説するよ。毎月話題になったニュースを子ども向けにやさしく解説してくれている、小中学生向けの月刊ニュースマガジン『ジュニアエラ』に掲載された、ITジャーナリスト・神崎洋治さん監修の解説を紹介しよう。

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【目・耳など】
<ロボットにはセンサーがいっぱい>

 人間は見たり聞いたり、触れたりして感じ、それが神経を通って脳に伝わる。ロボットの場合、いろんなセンサーやカメラによって周りの状況を感知し、行動に移している。

<Pepper>
ソフトバンクが販売する人工知能搭載の人型ロボット。一般家庭用とオフィスなどで働くビジネス用とがある。Pepperには27基のセンサーがあり、例えば「周囲との距離を測る目(センサー)」は左目に、「人やモノを認識する目(カメラ)」は額や口に、「音声を聞き取る耳(マイク)」は頭部に、「言葉を発する口(スピーカー)」は耳の位置にある。二足歩行ロボットには、「傾き」を感じるセンサーも。

【腕・手】
<滑らかな動きで自由自在に>

 人型ロボットが何かをつかむ場合、指先の器用さだけでなく、肩やひじ、手首の角度や向きなども正確でないと、上手につかめない。最近では、産業用のロボットアーム(P23も見てね)の技術を応用し、腕や手の動きは、より人間に近づいてきているよ。

【足】
<まるで人間のように強い足腰のロボットも>

 ロボットの足は車輪型やキャタピラー型、二足型などさまざま。特にバランスを取るのが難しいといわれていた二足型で雪の山道も歩けるほど、バランス感覚に優れたロボットが登場している。進化の大きな理由は、センサー技術。体の傾きをセンサーが検知し、元の体勢に戻すことができるからだ。

【頭脳】
<賢い人工知能は自習ができる>

 ロボットはセンサーからの情報を受け取ると、「頭脳」にあたるコンピューターが分析、判断する。高度にプログラミングされたコンピューターほど、賢いロボットになる。

 さらに最近では、人間が一つひとつの動作をプログラミングによって教え込まなくても、人工知能が自習して試行錯誤を繰り返すなかで、正しい答えを出せるようになってきた。

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