天木じゅん=2014年撮影 (c)朝日新聞社
天木じゅん=2014年撮影 (c)朝日新聞社

 インターネットテレビ局・AbemaTVと朝日放送が共同制作したドラマ「ハケンのキャバ嬢・彩華」の放送が10月9日にスタートし、話題を呼んでいる。キャバ嬢を好演する、地下アイドル出身のグラドル・天木じゅん(21)が、ナイスボディーで男性視聴者の目をくぎ付けにしているのだ。

「このドラマは大阪・ミナミのキャバクラが舞台です。主演の夏菜が演じる彩香もセクシーなドレスで注目されていますが、天木もこれに負けず、胸元が大きく開いたドレスで豊かなバストを披露しています。彼女は関西出身なので設定上もぴったりですね」(民放ドラマ制作スタッフ)

 さて、天木じゅんについてまったくご存じない方もいるだろう。彼女はもともと、2013年に結成された「仮面女子」というアイドルグループのメンバーだった。「仮面女子」は、アイドルでありながら仮面で顔を隠すことをコンセプトにしていた。

「仮面女子の中で下積みを経験した彼女は、アピール力が磨かれていきましたね。ツイッターの使い方も上手です。もともと、セクシーさに注目されていましたが、漫画雑誌『ヤングアニマル』のグラビア企画でグランプリを獲得してグラビア仕事が急増した印象があります」(漫画誌のグラビア担当編集者)

 天木は2015年に仮面女子を卒業し、グラビアアイドルとして仕事を継続。その後、大手事務所に移籍する。それから雑誌のグラビアでは見ない日はないほどだ。

 ある広告代理店の関係者は「クライアントとグラビアアイドルの話題が出ても、今、みんなが知っている活躍中のグラドルといえば、倉持由香(25)か天木ぐらいだ」と話す。

 グラビアアイドルたちは明日の女優を夢見て、今日もグラビアの撮影に望んでいる。そこから女優として安定するにはなかなか大変なことだが、佐藤江梨子(35)のように大作映画に出演を続けるほどの女優に変身した人もいる。同じくイエローキャブで人気を博した小池栄子(36)は日本アカデミー賞助演女優賞を受賞し、今では彼女のグラビア時代を知らない人も多い。

 果たして、天木も本格的な女優への転身はあるのだろうか。前出のドラマ制作スタッフは、彼女の才能について、こう話す。

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