「主婦でも大家」作者がスリランカでゲストハウス経営! 多くの誤算と誤解と盲点とは… (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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「主婦でも大家」作者がスリランカでゲストハウス経営! 多くの誤算と誤解と盲点とは…

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2階建て8室のゲストハウス。ウォシュレット、ジャグジーバスつきで1室38ドル。屋上には展望レストランも

2階建て8室のゲストハウス。ウォシュレット、ジャグジーバスつきで1室38ドル。屋上には展望レストランも

娘さんと一緒に。右が東條さん

娘さんと一緒に。右が東條さん

――海外での会社設立。どんな手続きが必要ですか?

 スリランカでは法律で100%海外資本の会社は設立できません。ゲストハウスビジネスを始める前に、まずはニッサンカと共同で会社を作らなければなりませんでした。3日程度あればその申請ができるという話だったので、5日間の滞在予定で航空券を手配して、すぐに向かいました。空港から5時間ほどかけて、シーギリアの弁護士事務所を訪ねると、会社を設立するためにまずは会社登録所の書類が必要だとわかりました。私のほうも事前に情報を仕入れていたので何となくは知っていたんですが、ニッサンカが全然リサーチしていなくて、もちろん書類も用意してない(笑)。また5時間かけてコロンボに戻りました。翌日、弁護士事務所に行くと、申請登録作業が2、3日かかるという。ちょうど週末だったので翌週の月曜日までかかるということでしたが、月曜日は帰国する日で……。泣く泣く航空券を買いなおしましたが、そもそもニッサンカが事前に準備していたら、こうはならなかった。これが理由で初めてケンカになりました(笑)

――パートナーとの相性は?

 ニッサンカのあまり計画性がなく、できないこともできると言ってしまう、楽天的というか、いいかげんなスリランカ人特有の性格がその後も災いになっています。私自身、日本で数棟のアパート物件などの売買、大家業をしてきたので、その経験をスリランカでも生かせると思っていたんですが、考えが甘かった。その後も建物の建築方法などについても衝突しました。スリランカでは、メジャーなど使用せず、しっかりとした測量なしに家を作るんです。ありえないと思って意見を言うと、これがスリランカスタイルだと。一事が万事そんな状態(笑)。スリランカは島国で、仏教国。同じ島国の日本人とも性格的に似ていると当初思っていましたが、全然似ていない(笑)。男尊女卑がひどいのも盲点でした。旅行をしただけではわからないことばかり。でもやらない後悔より、苦労してもやったほうがいい。だから後悔はないですね。


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