舞台は「ユーミン×帝劇」の最新作で、2012年に第1弾『8月31日~夏休み最後の日』、14年に第2弾『あなたがいたから私がいた』を上演。いずれも正隆氏が脚本・演出を務めている。第3弾となる今回は、500年後の未来を舞台に、不治の病で恋人を亡くした男性が、20年後に生き写しのような女性に出会うという純愛物語。ストーリーの詳細は明かされなかったが、ユーミンのこれまでの楽曲から16曲が盛り込まれ、タイトルにもなっている「朝陽の中で微笑んで」は荒井由実時代のアルバム『14番目の月』(1976年)から、正隆氏が選んだという。公演は11月27日から12月20日まで、帝国劇場で行われる。

 ユーミンはタイトル曲について、「私の曲の中でも最も歌うのが難しい曲。永遠とか宇宙というワードを初めて日本のポップスに持ち込んだのは私だと自負していますが、永遠の中のうたかたをこのメンバーで最大限に表現できると思う」と、舞台をアピールした。

(AERA dot.編集部・金城珠代)