芳根京子「そんなにしゃべる子だったの!?」と近所の人に驚かれた理由

 7月22日から全国ロードショーとなった映画「心が叫びたがってるんだ。」に出演している芳根京子さん。幼いころのできごとがトラウマとなり、他人と話せなくなった高校生の順を演じている。小さいころの自分も順に似ていたと、小中学生向けの月刊ニュースマガジン『ジュニアエラ』8月号のスペシャルインタビューで話してくれました。

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 小さいころ、私も今回の映画で演じた順と同じように、自分の思っていることが言えない子でした。食べたいものすら伝えられないくらい、極度の人見知りで友達がいなかったんです。家族とは仲がよくて、何でもオープンに話していたので、近所の人がうちに遊びにくると「そんなにしゃべる子だったの!?」ってビックリしてました。

 変わったのは、中学で吹奏楽部に入部してから。もともと楽器が好きだったこともあって、1年生のときからコンクールに出場させてもらえたんです。それが自信になって「自分の考えを口にしてもいいんだ!」って思えるようになりました。人と話す楽しさを知り、もっとたくさんの人と関わってみたくなって、高校はあえて同じ中学出身の人がいない学校を選びました。

 高校では文化祭でクラスのみんなと映画をつくりました。先生の一言で、なぜか友達と二人で脚本・撮影・編集まで担当することになったんです。クラスにちびまる子ちゃんに似てる子がいたので、まるちゃんの20年後を描いた「ちびまる子さん」を撮ろうと。この経験がなかったら、今の仕事はやってなかったかも。

 昔の私や順のように、自分の気持ちを伝えられなくて、もどかしく感じている人もいると思います。そんなときは、「ありがとう」「ごめんなさい」っていう一言を伝えるだけでも、きっと世界が変わりますよ!

■映画「心が叫びたがってるんだ。」
7月22日(土)から全国ロードショー
出演:中島健人/芳根京子/石井杏奈/寛一郎/荒川良々/大塚寧々ほか
ストーリー:幼いころのできごとがトラウマとなり、他人と話せなくなった高校生の順(芳根)。ある日、同じく心に傷を抱える同級生の拓実(中島)らとミュージカルの上演を目指すことに。目の前にいる大切な人に好きと言えない若者たちを描いた、青春ムービー!

※月刊ジュニアエラ 2017年8月号より

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