長澤まさみ (c)朝日新聞社
長澤まさみ (c)朝日新聞社

 女優の長澤まさみ(30)が、7月18日に公開されたスポーツアパレル「UNDER ARMOUR」の新PVでスイムウェア姿になり、健康的な美ボディーを披露している。

 この動画は銭湯でくつろぐ長澤が、音楽が流れると同時にキレキレの不思議なダンスを踊り始め、浴槽に飛び込み、さらに水中で踊り続けるという内容。脱衣所のロッカーの上を四つん這いで移動したり、すりガラス越しにセクシーなしぐさで着替えを始めたりと、インパクトは絶大だ。

 そんな長澤だが、気付けばもう30歳。10代の頃は映画『世界の中心で、愛を叫ぶ』(2004年公開)や『タッチ』(05年公開)などで透明感のある清楚なヒロインを好演。清純派女優として活躍してきたが、アラサーに突入したここ1~2年は、このCMのように清純派の枠にとらわれない役柄も数々演じている。

「16年に放送されていた『キンチョー 虫コナーズ』のCMは衝撃でした。設定は高畑淳子(62)演じるオバサンの家に、長澤演じる近所の女性が遊びに行き、虫コナーズの効果について関西弁で説明するというもの。このCMで長澤は髪の毛を後ろに縛り、白のノースリーブに緑のスカートという地味な格好で、『日が経つとブワーっと効き目が下がるんは嫌やんね。だださがり!』と関西弁でまくしたて、眉間にしわを寄せながら変顔まで披露。しかも、さすがプロというか、関西弁のイントネーションが完璧だった。いかにもな関西のオバサンとしか見えず、とにかく強烈でしたね」(女性週刊誌の記者)

 一方、今年の1月に上演された主演ミュージカル『キャバレー』では露出度の高いエロチックな姿を披露し、こちらも大きな話題になったことは記憶に新しい。

「内容は1929年、ナチスドイツが台頭し始めたベルリンを舞台に、キャバレー『キット・カット・クラブ』のショーと長澤演じる歌姫サリーの恋物語を描いたミュージカルです。長澤は大胆に露出した胸元にガーターベルトという過激な衣装を着て、谷間を見せつけるシーンもありましたね。それどころか、相手役の歌に興奮し、自ら胸を揉みしだいたり、股間を弄ったりするシーンもあり、まさに体当たりの演技でした。ミュージカルは初挑戦だったそうですが、妖艶さはもちろん歌もダンスも素晴らしく、この舞台以降、業界内で彼女の評価も相当あがったと聞いています」(スポーツ紙の芸能担当記者)

 アラサーを迎え、関西のオバサンという三枚目から妖艶な歌姫まで役の幅が広がっている長澤。さらに、16年に放送されたNHK大河ドラマ「真田丸」ではまた違ったタイプの役を演じていた。

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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