あの2文字は禁句! NHKアナから学んだ感じのいい話し方

「でも」という言葉を、無意識に使ってしまっていませんか。この言葉をやめるだけで、相手に与える印象が格段に良くなると、人気ラジオDJの秀島史香さんはいいます。とはいえ、実際にやってみると結構難しい「でも」レス会話。ここでは、秀島さんが自著『いい空気を一瞬でつくる 誰とでも会話がはずむ42の法則』の中で明かした、「でも」を上手に別の言葉に置き換える方法をご紹介します。

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 ラジオ番組などで、これまで、たくさんの方のインタビューをしてきましたが、「この人と話すとすごく気持ちいいな」と思う方の共通点を探っていくと、思い当たることがあります。

 それは、こちらが投げかける質問の答えが必ず「はい」から始まることです。

 たとえば、こんなやりとりがあったとします。

「Aさんって、カバンの中にいつも本が入ってますよね。読書家ですよね」
「はい、なかなか読む時間がないんですけどね」

 こちらでは、どうでしょう。

「Aさんって、カバンの中にいつも本が入ってますよね。読書家ですよね」
「でも、なかなか読む時間がないんですけどね」

 自分の質問に対して、答える側の第一声が「はい」だと、聴感上、まずはこちらの発言を受け入れてくれた印象となります。「はい」と答えると、全体的なトーンが明るく前向きになるのに対して、「でも」は後の内容も不満、愚痴のような印象が強くなります。

 私を含めて、口癖で「でも」と言ってしまう人は意外とたくさんいます。しかも、「but」の文脈でもないのに、単なる接続語として「でも」や「けど」を選んでしまう。

 ビジネスでの交渉術の一例として、反論するときは「yes,but法」を使いなさい、とよく言われます。「yes,but法」とは、いったん「イエス」と相手の言い分を認めてから、反対意見を言うことで、こちらの言い分を受け入れてもらいやすくするテクニックです。

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